【various sun】第16笑:——で?(17P/21P) 公開!!2021.1.16

クリスタPROとEXの機能の違い全28項目を紹介します!!

クリスタ:PROとEXの違い

皆さん、閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。

今回はイラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)「PRO」と「EX」の違いを紹介させていただきます。

CLIP STUDIO PAINTの製品版には「PRO」と「EX」が販売されており、どっちを買うかが悩みどころですよね。

値段が高く、CLIP STUDIO PAINTの機能を全て使用できる「EX」と一部使用できない機能があるが安価で買える「PRO」、

ではそのクリスタEXとクリスタPROの違い、つまり「クリスタPROの一部使用できない機能」とは何なのか、それを書いていきたいと思います。

それではよろしくお願いいたします( `・∀・´)ノ!


▼イラスト・簡単な漫画なら【CLIP STUDIO PAINT PRO】


▼本格的な漫画・アニメーション制作なら【CLIP STUDIO PAINT EX】


クリスタ疑問サムネクリスタとは何?初歩的な疑問にお答えします!!

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の基礎知識

まずは基礎知識として書かせていただきます。もうご存じの方は次項目へ◎

クリスタのグレード(種類)の違い

CLIP STUDIO PAINT DEBUT(デビュー)

クリスタDEBUTは、パソコンのソフトやワコム製品、「TABMATE」などのデジタル描画に関する機器を購入した際に特典として付いてくるCLIP STUDIO PAINTの簡易バージョンです。

CLIP STUDIO PAINTの中では1番使用できる機能が少ないですが、イラストを制作する上では充分な性能を持っています。

しかし、漫画制作に関する機能はこのクリスタDEBUTには含まれていません。

とは言えこちらは販売されているものではないのでCLIP STUDIO PAINT自体の購入を検討されている方は気にしなくて大丈夫ですね◎

クリスタ:DEBUTサムネクリスタDEBUTのできる・できない機能全て紹介!-製品版との違い-

CLIP STUDIO PAINT PRO(プロ)



クリスタPROは、ダウンロード版ですと5000円、パッケージ版ですと9200円で購入することができます。

イラストや簡単な漫画、そして短いアニメーション(24フレーム/3秒)の制作ができます。

「クリスタDEBUT」に比べ、漫画制作に関する機能など使用できる機能がかなり増えています。

しかしCLIP STUDIO PAINTの全ての機能が搭載されているわけではありません。

差額分を支払うだけでクリスタEXにアップグレードが可能ですよ◎

詳しくは以下の記事を参考にしていただければと思います。

クリスタ:優待価格サムネ新しいクリスタを安く買える!優待価格をまとめました!!

CLIP STUDIO PAINT EX(イーエックス)



クリスタEXは、ダウンロード版ですと23000円で、パッケージ版ですと37200円で購入することができます。

複数ページの漫画作品を一括で管理する機能や長編アニメーション制作機能など、CLIP STUDIO PAINTの全ての機能が搭載されています

クリスタ各グレードの値段の違い

CLIP STUDIO PAINTはダウンロード版が1番安く購入することができます。

ダウンロード版の他には店頭で買えるパッケージ版と月額料金もしくは年額料金を払い続けることで使用することができる月額利用というものがあります。

クリスタPROとクリスタEXというグレードの他に、こういった要素でも値段の違いが出てきます。

各お値段の違いは以下のようになります。

 CLIP STUDIO PAINTEXPRO
ダウンロード版(PCのみ)23000円5000円
パッケージ版(PCのみ)37200円9200円
月額利用(1デバイスプラン)980円/月 7800円/年480円/月 2800円/年
月額利用(2デバイスプラン)1380円/月 10800円/年800円/月 4800円/年
月額利用(プレミアムスプラン)1600円/月 12800円/年980円/月 5900円/年
月額利用(スマートフォンプラン)300円/月 2000円/年100円/月 700円/年
※すべて税・送料込み価格です。


詳細は以下の記事を参考にしていただければと思います。

クリスタの値段サムネクリスタの値段の決め手は3つの要素!その差は3万円以上!?

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)PROとEXの違い:PROで使用できない機能28項目を紹介!!

それでは今回の本題に入りましょう。

CLIP STUDIO PAINT公式サイトには機能一覧が記載されているページがあり、各バージョンで使用できるかを「〇」「△」「×」で表記されています。


その中でクリスタPRO」には「×」もしくは「△」、クリスタEXには「〇(もしくは「未定」)」と表記されている項目が27個ありました。(2021年1月現在)

※「△」=一部使用できない機能がある。


さらに注意書きの箇所から確認したものを加えた計28項目の違いがクリスタPROとクリスタEXにはあるということになります。

それぞれどんな機能なのかを調べた結果を次項から紹介させていただきます!

「パレット」機能

1:[4面図]パレット

※「機能一覧」のぺージでは「4面図」との記載ですがCLIP STUDIO PAINTでは「四面図」と表記されています。

「3D素材」を使用する際に利用できるパレットです。

3D素材を「上面図」「正面図」「透視図」「右面図」の4つの見方を同時に表示することができます。

クリスタ:4面図パレット

「レイヤー」機能

2:光沢レイヤー

CLIP STUDIO SHAREという漫画を投稿すると投稿した漫画を読めるページに行けるURLを発行してくれて、このURLをSNSで公開することにより自分の漫画作品を多くの人に読んでもらえるというサービスがあります。

クリスタ:shareサムネサイト作成不要!クリスタSHAREで漫画を公開できます!!


このCLIP STUDIO SHAREで発行されたURLで読める漫画は本のようにページをめくって読める3D表示もできます。

その3D表示をする際に「箔押し風の効果」を付けることができるのが「光沢レイヤー」です。

クリスタ:光沢レイヤー


試しにやってみました↓

本編ページ1、2コマ目の机に光沢レイヤーを使用してます。

しかし作り方が悪かったのかあまり光沢感はないように見えますね…

一応、光沢レイヤーを使用していないものもリンクを貼っておきますので見比べてみて下さい。

光沢レイヤーなしバージョン

光沢レイヤーありバージョン

※↑こちらは手元にある漫画データを入れただけですので表紙がありませんが、表紙・裏表紙なども入れることができます。

MEMO

ちなみにこのサービスはアカウント登録(無料)さえしていればCLIP STUDIO PAINTを購入しなくても利用できます。

また、合言葉を設定して公開を限定させることもできます。

アカウント登録【クリスタ】アカウント登録の方法は3ステップ!初心者の為に画像付きで解説!

「編集」機能

3:トーンを消去(先行プレビュー)

ラスターレイヤー限定ですが、レイヤー内のトーンを消す、もしくはグレーに変換することができる機能です。

※2020年3月現在、この機能は正式にリリースされる前のお試し機能です。

クリスタ:トーンを消去


レイヤー分けされていない画像のトーンを消去・グレー変換することができます。

クリスタ:トーンを消去
クリスタ:トーンを消去


また、この機能は公式ページでも注意書きがされていますがサーバーを利用しますのでネットワーク環境が必要になります。

クリスタ:トーンを消去サムネアナログ原稿でもOK!クリスタEXのトーンを消去が凄い!!

「フィルター」機能

4:当社製以外のフィルタプラグイン対応

※この機能はスマートフォン・タブレット・Chromebook版では利用できません。

「プラグイン」とはCLIP STUDIO PAINTに特定の機能を追加させるものです。

CLIP STUDIO の画面の「プラグインストア」からダウンロードできます。(無償・有償あり)

※「CLIP STUDIO PAINT」ではなく「CLIP STUDIO」の方です。

クリスタ:プラグインストア

まず、そもそもクリスタPROではプラグイン機能が利用できません

ではなぜこんな表記なのか。

CLIP STUDIO サポートの言い分によりますと、プラグインの開発キット(フィルタープラグインSDK)を利用することにより自分でプラグインを作成することができるため、それを除外した名称として「当社製以外のフィルタプラグイン(=CLIP STUDIO PAINTのユーザーが作成したプラグイン)」という表記をしているとのこと。

皆さんはこれで納得されましたか?私はよく理解できません。

とりあえず、基本的にクリスタPROではプラグインは使えないと思っておけばいいでしょう。

「テキスト」機能

5:ストーリーエディター

複数ページの漫画作品において、セリフなどのテキストデータを1つの画面で管理・編集できるページ管理機能の1つです。

ここで入力したテキストを各ページに振り分けることができます。

まずストーリーエディターを開き↓

クリスタ:ストーリーエディター


ページごとにセリフを入力↓

(2回改行するとページ内でセリフを分けることができます。)

クリスタ:ストーリーエディター


するとページの隅にテキストが出ます↓

クリスタ:ストーリーエディター


このテキストは「オブジェクトツール」や「テキストツール」で配置・編集することができます↓

クリスタ:ストーリーエディター

作画支援機能

6:2DLTレンダリング機能

写真などの画像から「輪郭線」と「トーン」に変換して漫画風の画像にする機能です。

クリスタ:レイヤーLT変換

クリスタ:レイヤーのLT変換

クリスタ:レイヤーのLT変換


レイヤーパレットにはトーンレイヤーも作成されますよ。

クリスタ:レイヤーのLT変換


設定ウィンドウの調整でお好みの表現に調整できます。(調整作業は少し難しいですが…)

クリスタ:レイヤーのLT変換

7:3DLTレンダリング機能

3D素材を「輪郭線」と「トーン」に変換して漫画風の画像にする機能です。

クリスタ:レイヤーのLT変換(3D)


こちらも設定ウィンドウでの調整ができます。

クリスタ:レイヤーのLT変換(3D)

8:3Dレイアウト機能

3D素材を「4面図パレット」を使って配置や向きなどを操作できる機能です。

用紙上の3D素材は1つの視点からしか確認・操作ができませんが、「4面図パレット」を使えば様々な方向からの視点で操作ができます。

クリスタ:4面図パレットレイアウト

複数ページの作品の管理

9:ページ管理ウィンドウ

ページ管理機能で管理している複数ページの作品の各ページの一覧を表示するウィンドウになります。

クリスタ:ページ管理ウィンドウ


新規作成で「複数ページ」の設定をすることで作成される「.cmc」データを開くことで表示させることができます。

クリスタ:cmcデータ


この「複数ページ」の設定自体がクリスタEXでしか利用できませんね。

新規作成:複数ページクリスタ新規作成「複数ページ」の設定内容を説明します!

10:ページを見開き/単ページにする、トンボ合わせ

上記で述べたクリスタEXの特徴の1つですね。

左右のページをくっつけて見開きページにする、もしくは(見開きにしたページを)単ページにする(戻す)」機能です。

「トンボ合わせ」というのも見開きページを作る際に行う作業です。

クリスタ:トンボを合わせる


詳しくは以下の記事を参考にして下さい◎

新規作成:トンボを合わせるクリスタ新規作成「トンボを合わせる」の設定内容を説明します!

11:綴じ位置、開始ページの変更

クリスタEXでは新規作成時に「複数ページ」の設定ができ、その中にその作品を本にした時の綴じ位置と、左右どちらのページから本編(表紙を除いた漫画部分)を始めるかを設定する項目があります。

クリスタ:複数ページ設定
右綴じ・左綴じ
右ページ・左ページ


もちろん、新規作成後に設定を変えることもできます。

参考記事

新規作成:複数ページクリスタ新規作成「複数ページ」の設定内容を説明します!


「変更」と表記されていますが、そもそも設定自体がクリスタPROではできませんね。

12:ノンブル、ページ番号設定

こちらも上記で述べたクリスタEXの特徴の1つですね。

印刷所に印刷をお願いする時にこの表記が必要になることがあります。

クリスタ:ノンブル


原稿用紙にページの番号(このページは何ページ目か)を表記させることができます。新規作成時に設定ができ、その後に変更もできます。

クリスタ:ノンブル・作品情報


ちなみに、

●ノンブル

本として印刷(製本)した時に表記させるページの番号

●ページ番号

印刷されない範囲に表記させるページの番号

となります。

参考記事

新規作成:ノンブルクリスタ新規作成「ノンブル」の設定内容を説明します!

13:作品情報の管理

ページ管理機能で一括管理する複数ページ作品のタイトルや作者名などを原稿用紙の印刷されない箇所に表記させることができます。

こちらも印刷所に印刷をお願いする時にこの表記が必要になることがありますね。

クリスタ:作品情報
クリスタ:ノンブル・作品情報


参考記事

新規作成:作品情報クリスタ新規作成「作品情報」の設定内容を説明します!

14:ページファイル名の整列

ページ管理機能で一括管理する複数ページ作品において、ページ数と同じ数字になるように各ページのデータ名を付け直す機能です。

表紙を「page 001」、本編を「page 003」「page 004」…としたり、見開きページなら「page 006-page 007」などと自動で変更してくれます。

もう少し具体的に述べますと、例えばページ管理機能で8ページの作品を1ページ追加して2ページ目に入れたとします。

クリスタ:ページ追加


しかしデータ名は作成した順番で数字が付けられるので追加したページのデータ名は「009」になってしまいます。

クリスタ:複数ページ


この状態で「ページファイル名の整列」を行うとページの並び順にデータ名を変更してくれるのです。

クリスタ:ページファイル名の整列

クリスタ:ページファイル名の整列

15:共同作業の管理

※この機能はスマートフォン・タブレット・Chromebook版では利用できません。

共通のサーバーやフォルダーを利用して1つの漫画作品を複数人で作業する時のサポート機能です。

特定のページを指定した人しか作業できないような設定や、共同ファイルに反映(上書き)する際にコメントを残す機能、1ページを複数人で作業する場合に管理者しか上書き保存できないようにして「それぞれの上書きが被って片方の作業データが消えてしまう」のを防ぐなどの機能(※1)があります。

MEMO

※1

例えば1ページの原稿において、Aさんが人物、Bさんが背景を描く作業をする場合、Aさんが作業を終えて共通のフォルダーに人物が入った原稿を上書き保存した後に、Bさんが背景しか描かれていない原稿データを共通のフォルダーに上書き保存してしまうと共通のフォルダーにはBさんの原稿データしか残らなくなってしまいます。ですので管理者Cさんしか上書き保存できないようにすれば、AさんとBさんのデータを合わせた最終データをCさんが上書き保存することで片方の作業データが消えてしまうことを防ぐことができるのです。

リモート漫画制作サムネリモートで漫画制作!クリスタEXの共同作業機能を利用しよう!!

16:複数ページの書き出し

ページ管理機能で一括管理する複数ページ作品において、1回の作業をするだけで全ページを一括で書き出しできる機能です。

書き出しについては以下の記事も参考にしてみて下さい◎

クリスタ:書き出し【クリスタ:書き出し】描いた作品を画像ファイルで保存する方法と補足説明!

17:複数ページの印刷

※この機能はスマートフォン・タブレット・Chromebook版では利用できません。

ページ管理機能で一括管理する複数ページ作品において、1回の作業をするだけで全ページを一括で印刷ができる機能です。

18:BOOK LINER相当の同人誌入稿支援機能

BOOK LINER」とはCLIP STUDIO PAINTと同じセルシス社が出していた本の印刷支援ソフトです。(2015年6月に新規申し込み受け付け終了)

その機能はクリスタEXに受け継がれています。

新規作成時、「作品の用途」の項目にある「同人誌入稿」という項目がその1つです。

ここで同人誌を制作・印刷するための設定ができるようになっています。

※あくまで「支援」ですので同人誌入稿がしやすくなる程度と思って下さい。


参考記事

新規作成:同人誌入稿クリスタで同人誌!新規作成「同人誌入稿」の設定項目の意味を説明します!(EXのみ)


また、ページ管理機能で一括管理する複数ページ作品を「製本3Dプレビュー」で本にした場合の見え方を確認できる機能も「BOOK LINER」から受け継いだ機能です。

クリスタ:製本3Dプレビュー

19:Webtoon制作機能の一部の機能

2020年12月10日にVer.1.10.5へアップデートしたことによりWebtoon制作機能が追加されました。

「Webtoon」とはスマホ向けの縦読み(縦スクロール)漫画のことです。

このWebtoon制作機能の中にはWebtoonの複数ページ作品を管理する機能も含まれています。

Webtoon制作機能はクリスタPROでも使用できますが、この複数ページ作品管理機能に限りクリスタEXでしか使用できません。


Webtoon制作機能に関しては以下の記事を参考にしていただければと思います。

クリスタWebtoonサムネクリスタで縦読み漫画!Webtoon設定内容と書き出し方法!!

20:Kindleフォーマット出力機能

※こちらはWindowsでのみ利用できる機能です。


「Kindle」とはAmazon.comが販売する電子書籍を読める機器(リーダー)、またはその機器に配信するコンテンツなどの各種サービスのことを指します。

Kindleでは自分の漫画を電子書籍として出版・販売ができるのですが、そのためにはKindle専用のデータ形式(フォーマット)で書き出す必要があります。

クリスタEXではページ管理機能で一括管理する複数ページ作品をそのKindle専用のデータ形式に書き出すことができます。

21:EPUB出力機能

「EPUB」とはデータ形式の種類の1つです。拡張子は(.epub)。

国際電子出版フォーラムが策定した電子書籍に対応した標準データ形式です。国際的なデータ形式といえますね。

クリスタEXでは制作した作品をそのデータ形式に出力することができます。

22:PDF出力機能

※Windows ・macOS版でのPDF入力にはプラグインの購入が必要です。

※スマートフォン・タブレット・Chromebook版では出力のみ利用可能です。その際にプラグインは不要です。

クリスタ:プラグイン(PDF)


「PDF」とはデータ形式の1つです。拡張子は(.pdf)。

情報の配布・交換などを電子的に行うためのデータ形式です。イメージとしては電子的な紙です。

見る側がどんな端末を使っていても情報をそのまま共有することができるという特徴があります。

クリスタEXでは制作した作品をそのデータ形式に出力することができます。


↓以下の記事も参考にしてみて下さい◎

入出力フォーマットクリスタの動作環境「入力・出力対応フォーマット」の意味解説します! クリスタPDF出力サムネクリスタEXが標準でPDFを出力できるようになりました!!

「うごくイラスト・アニメーション」機能

23:アニメーションセル、タイムシート出力

●アニメーションセル出力

アニメーションは複数の静止画を連続で流すことで絵が動いているように見せるものです。「アニメーションセル」はその静止画を指します。

クリスタEXでは制作したアニメーションのアニメーションセルを「BMP」「JPEG」「PNG」「TIFF」「Targa(TAG)」のデータ形式で書き出す(出力する)ことができます。

例えば以下のアニメーションの「アニメーションセル」を出力しますと…

動く漫画


このようにそれぞれの静止画を書き出しすることができます。

クリスタ:アニメーションセル出力


●タイムシート出力

クリスタEXではCLIP STUDIO PAINTでアニメーションを制作した際、「タイムラインパレット」の内容をタイムシートとして書き出す(出力する)ことができます。

クリスタ:タイムラインパレット


書き出しできるデータ形式は「CSV」と「デジタルタイムシート情報形式」です。

↓以下の記事も参考にしてみて下さい◎

入出力フォーマットクリスタの動作環境「入力・出力対応フォーマット」の意味解説します!

24:OpenToonz シーンファイル

※この機能はタブレット・スマートフォン・Chromebook版では利用できません。

「OpenToonz(オープントゥーンズ)」とはアニメ―ションの制作ソフトです。

「シーンファイル」とは「タイムラインパレットの情報データ」です。

クリスタEXではCLIP STUDIO PAINTでアニメーションの制作した時のタイムラインパレットの情報データをこのOpenToonzで使用できるデータ形式に書き出すことができます。

クリスタEX ではこの項目名を選択すると書き出しを行えます。

クリスタ:OpenToonzシーンファイル


ただ、「OpenToonz シーンファイル」だけではただのデータ形式名と捉えてしまうので機能一覧の表記としては「?」ですね。「OpenToonz シーンファイル出力」ならまだ意味は分かりますが…。

↓以下の記事も参考にしてみて下さい◎

入出力フォーマットクリスタの動作環境「入力・出力対応フォーマット」の意味解説します!

25:フレーム数

「フレーム」とは上記の「アニメーションセル」の配置場所です。

以下の画像ですと、3枚のアニメーションセルを2回ずつ使用し、1秒間に計6フレームを配置してアニメーションを作成しています。

クリスタ:アニメーション(フレーム)


クリスタEXではこの「フレーム」の数に制限がありませんが、クリスタPROでは24フレームまでという制限があります。

秒数に制限があると思われがちですが正確にはフレーム数です。

1秒間に使用するフレーム数の振り分けによって制作できるアニメーションの秒数は変わってきます。

(1秒間に使用するフレーム数が多い程なめらかなアニメーションになります)

その他の機能

26:カメラ撮影

※この機能はWindows・mac OSでは利用できません。

CLIP STUDIO PAINTが入っている端末のカメラを起動・撮影し、その写真をCLIP STUDIO PAINT内に読み込みさせる機能です。

27:NOVEL STUDIOのような文章作成支援機能(未定)

「未定」と表記されている通り、まだ実装されていない機能です。そのため、どんな機能かは分かりません。

ここでは「NOVEL STUDIO」の説明だけさせていただきます。

「NOVEL STUDIO」とはCLIP STUDIO PAINTと同じセルシス社が出していた小説などの文章を中心とした作品を編集・WEB公開するためのテキスト編集ソフトです。(2015年4月に新規申し込み受け付け終了)

CLIP STUDIO PAINTの機能一覧に表記されているということは別ソフトとして出されるわけではなく、CLIP STUDIO PAINTの機能として今後追加されるのではないかと予想できます。

28:東映アニメーションデジタルタイムシート連携機能

※こちらはWindows・iPad版のクリスタEXでのみ利用できる機能です。

「東映アニメーションデジタルタイムシート」とは東映アニメーションが開発したWindows向けのタイムシート編集ソフトです。

『23:アニメーションセル、タイムシート出力』の項目で述べた「デジタルタイムシート情報形式」を使用することができます。

どのように使うかは以下の公式ページを参考にしてみて下さい。

参考記事

入出力フォーマットクリスタの動作環境「入力・出力対応フォーマット」の意味解説します!

クリスタEXとPROの違い:どっちを購入するかの判断ポイント(個人的見解)

クリスタPROでも漫画は描ける

よくクリスタPROとクリスタEXの違いとして「イラストを描くならPRO、漫画を描くならEX」と紹介されていますが、漫画原稿用紙の使用やコマ枠作成、パース機能などの漫画で使用できる機能はクリスタPROにも搭載されています

私自身もファンタジー漫画を描いてますが、クリスタPROの機能の範囲内で充分描けています。

バリアス・サン1サムネ【various sun】第1笑:アスナのアルル・カビス(31P)

クリスタEXを選ぶ必要があるかどうか

クリスタEXはCLIP STUDIO PAINTの全ての機能を使えますが、全ての機能を使用するか、必要かどうかは個人によって様々です。

先述の通り、イラスト・漫画はどちらでも描くことができます

ですのでご自身がそれらに加え、CLIP STUDIO PAINTでさらに何をしたいかで判断する必要があります。

結論としましては、

「見開きページのある漫画を描きたい」

「同人誌を個人で印刷したい」

「長編のアニメーションを制作したい」

という方はクリスタEX

というのが私の見解です。

これらがクリスタPROとクリスタEXの大きな違いと言えます。

特にCLIP STUDIO PAINTの機能を使用して「見開きページ」を作成することは「EX」でしかできません

MEMO

「見開きページ」とは左右のページをまたがって絵を描いたものです。迫力を出すシーンなどで使用されます。

クリスタ:見開き見本


ストーリー漫画などを描かれる方で見開きページも描くという方はクリスタEXを選んだ方がいいでしょう。

逆に、日常系やショート漫画などを描かれる方はクリスタPROでも充分と言えます。

ページ管理機能がなければ複数ページ作品が制作できないわけではありませんからね。あくまで「管理」の機能です。

「同人誌」を個人で印刷所を利用して印刷するとなりますと「ノンブル」などの作品情報を原稿に記載する必要があります。

クリスタEXにはそれらの作品情報を原稿用紙に記載させる機能があります。

しかし、これは少し面倒ですが自分でテキスト機能を使って記載させることもできます(コピーを利用すれば位置も同じにできる)ので絶対条件ではないのかなと思います


また、PROでも工夫すれば見開きページ作成は可能です。方法を紹介した記事も書かせていただきましたのでよろしければ参考にしてみて下さい◎

クリスタ:PRO見開きサムネ【クリスタ裏技】PROでも見開きページは作成できます!!


そしてPROとEXの違いの中で意外と大きいのが「長編アニメーションの制作ができるかどうか」ではないかと思います。

アニメーション編集ソフトは他にもありますが、CLIP STUDIO PAINT EXで作成すれば「ベクターレイヤー」を利用してアニメーションセルの作成ができ、セル画作成とアニメーション編集が同じソフト、同じ画面内で出来るという利点になります。

クリスタ:アニメーションのメリットアニメ制作ソフトでクリスタを選ぶ4つのメリット!!

よく聞くクリスタEXのページ管理機能ってどうなの?

公式サイトや他の記事でもクリスタPROとクリスタEXの違いを比べ、EXを選ぶ1番の理由として挙げられるのがこの「ページ管理機能」ですね。

複数ページにもなる漫画作品の設定などを一括で管理・変更できるということで便利だということですけども。

私個人的にはそこまで便利とは感じません

私のパソコンの性能にもよるのかもしれませんがデータが重いんですよね…。

故に動作も遅くなる。一括でできて時間短縮!と言われても実感がありません。

ただ、これは一括のデータが重いわけであって、各ページの描画作業が重くなるわけではありませんのでそこは安心して下さい。

このサイトに掲載している漫画はページ管理機能は使っておらず、1ページずつデータを保存し、フォルダーでまとめています。

統一するべき設定項目は入力済のものを「原版」として保存しておき、それをコピー→データ名を変更して使用という形をとっています。

バリアス・サン(サムネイル)オリジナル漫画【various sun-バリアス・サン-】はこちらから!!


見開きも個人的に好きでないので描きませんしね。

そもそもアナログ→デジタルだけでかなり効率化できているのでそれで充分なのです◎

私も全ての機能を把握できているわけではないので、機能を駆使しようとして設定を間違えた時にうまく表示してくれなくて逆に時間がかかる…!ってことも起こりそうですし。

ページ管理機能が利用できるかどうかの違いはそこまで大きくはないかと思います。

「高い方を購入して手間を省く」か「手間をかける代わりに安い方を購入する」かの違いになるのではないでしょうか。

ですがこれはあくまで個人的見解です!

ページ管理機能を利用している方はたくさんいますし、便利だとおっしゃっているのも本当にそう感じているからなのでしょう。

また、自分がこのページ管理機能を使いこなせてないだけの可能性もありますからね…。

私の意見は1つの参考程度にして下さい◎

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)を使用するデバイスによる機能の違い

クリスタのグレードが同じでもデバイスによって使えない機能がある…!

現在CLIP STUDIO PAINTはパソコン・タブレット・スマートフォンで使用することができます。

しかし、全ての機能が使えるクリスタEXでも使用するデバイスによって使えない機能があるのです。

とは言え、イラストや漫画を普通に制作することはどのデバイスでもできますのでご安心を◎


詳しくは以下の記事にまとめましたので参考にしていただければと思います。

クリスタデバイス別機能の違いサムネクリスタのパソコン・タブレット・スマホによる機能の違い!!

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)PROとEXの違いまとめ

以上が2020年3月現在、クリスタPROとクリスタEXの違い、クリスタPROでは利用できない機能の紹介でした。

細かい機能の違いはありますが、「複数ページ作品の管理」や「長編アニメーション」に関する違いが目立ちますね。

今、CLIP STUDIO PAINTの購入を検討されていて、どちらを選ぶか迷っている方の参考になれば幸いです◎

それではここまで閲覧ありがとうございました!

お疲れ様でした!!


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