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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。
イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)には3D素材というものがあり、絵を描く際の参考資料にしたり、そのまま作品として利用したりすることができます。
この3D素材は立体空間を作りますので様々な方向から操作ができるようになっています。
しかし、そのためには視点を何回も変更しなければなりませんよね…
そこで役に立つのが「四面図パレット」です!
CLIP STUDIO PAINT EXでしか使用できませんが、3D素材を扱うのにとても便利な機能となっております◎
今回はこの四面図パレットの機能を紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!
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※今回紹介する機能はこちらでは利用できません。
参考記事:クリスタPRO購入後からEXに損せず買い替える方法(アップグレード)!!
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の四面図パレットとは
クリスタの四面図パレットから直接3D素材の操作ができる!
クリスタの四面図パレットは複数の方向からの視点を表示するだけでなく、四面図パレットに映っている3D素材を直接オブジェクトツールで触ることでキャンバス上で行う操作と同じ操作ができます!
キャンバスの視点はそのままでクリスタの3D素材を操作できる!
クリスタで3D素材を扱う場合、例えば奥方向に3D素材を移動させたい時は視点を横にしてから移動させるという作業を行う必要があります。
しかし、四面図パレットを利用すればキャンバス上の視点はそのままで移動・変形などの操作ができます。
3D素材の上に表示されているアイコンの意味は以下の記事を参考にしていただければなと思います。
3D素材の設置も四面図パレットからできる!
クリスタのキャンバス上に3D素材を設置する方法の1つに「キャンバス上にドラッグする」という方法があるのですが、この四面図パレットにドラッグすることでも3D素材を設置することができます。
これによって奥行も把握しながら3D素材を設置することができます。
「透視図」には「天球」も表示される
四面図パレットの「透視図」ではキャンバスに設置した「天球」も表示されます。
クリスタでは天球素材を配置している時はマウスホイールを操作することでパースを変更させることができますが、「透視図」でマウスホイールを操作することでキャンバスとは異なるパース表示をすることもできます。
四面図パレットが使えるのはクリスタEXのみ!
上記のように3D素材を扱う上で便利な四面図パレットですが、こちらはクリスタEXでのみ利用できる機能になります。ご了承ください。
参考記事:クリスタPROとEXの機能の違い全29項目を紹介します!!
参考記事:クリスタPRO購入後からEXに損せず買い替える方法(アップグレード)!!
CLIP STUDIO PAINT EX
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)EX「四面図パレット」の使い方!
クリスタEXで四面図パレットを開く方法!
クリスタEXの四面図パレットは画面上部から「ウィンドウ」→「四面図」と選択する、もしくは下部の「四面図アイコン」をタッチすることで四面図パレットを表示させることができます。
基本的にはクリスタ画面の下部に開きます。
ただ、クリスタのパレットはサイズを変更したり、場所を変更させたり、独立ウィンドウにすることもできます。
お好みの表示方法でカスタマイズしましょう◎
関連記事
クリスタEXの四面図パレットは分割線を変更できる!
クリスタEXの四面図パレットはその名の通り、キャンバス上の3D素材を4方向からの視点で表示してあるパレットになります。
この四面図パレットの分割線はドラッグで動かすことができます。
これで各視点画面のサイズを変えることができます。
また、分割線上をダブルクリック(タッチ)することで分割線を中央に戻すこともできますのでご安心を◎
クリスタEXでの四面図パレット機能!
※この項目で紹介するアイコンが見当たらない場合は四面図パレット左上のメニューアイコン(≡)→「コマンドバーの表示」と選択しましょう。
四面図のビューレイアウト変更
四面図パレットの下部にあるコマンドバーから左端のアイコンをタッチしますと、8種類の組み合わせの中から四面図に配置する視点の方向を選択することができます。
立方体に赤色が付いているものはその方向から真っ直ぐみた視点(図)となり、色が付いていないものは「透視図」となります。
「透視図」ではパースがかかった表示で見ることができ、視点も自由に変更することができます。
その他の「〇面図(正投影図)」では3D素材をその方向から真っ直ぐ見た視点のため、視点(カメラ)も上下左右やズームイン・アウトはできますが角度の変更はできません。
ビューを編集対象に合わせる
四面図パレットの下部にあるコマンドバーの左から2番目のアイコンをタッチしますと、 四面図パレット内で3D素材が中央に表示されるように視点が変更されます。
※視点の変更のため、3D素材自体が移動するわけではありません。
キャンバスのカメラを透視図に反映
四面図パレットの下部にあるコマンドバーの左から3番目のアイコンをタッチしますと、四面図パレット内にある「透視図」の視点をキャンバス上で表示されている3D素材の視点と同じになるように変更してくれます。
透視図のカメラをキャンバスに反映
四面図パレットの下部にあるコマンドバーの左から4番目のアイコンをタッチしますと、キャンバス上の視点を四面図パレット内にある「透視図」の視点と同じになるように変更してくれます。
面の境界線表示
四面図パレットの下部にあるコマンドバーの左から5番目のアイコンをタッチしますと四面図パレット内での3D素材の表面に境界線が表示されるようになります。
※キャンバス上の3D素材の表示は変わりません。
もう1度同じアイコンをタッチすると表示がOFFになります。
透視図とキャンバスの同期
四面図パレットの下部にあるコマンドバーの左から6番目のアイコンをタッチしますと、同期がONになり、キャンバス上の視点と四面図パレット内の「透視図」の視点が常に同じになります。
キャンバスもしくは「透視図」の視点を変更しますともう片方も同じように視点が変更されます。
※最初は「透視図」の視点がキャンバスの視点と同じに変更されます。
もう1度同じアイコンをタッチすると同期がOFFになります。
カメラと表示範囲の表示
四面図パレットの下部にあるコマンドバーの右端のアイコンをタッチしますと、四面図パレット内にカメラマークが表示されます。
このカメラマークはキャンバス上の視点の位置を表しています。
このカメラマークをオブジェクトツールでタッチしますと3D素材と同じマニピュレータが表示され、矢印や曲線、中央の円をドラッグすることでカメラ(視点)を移動・回転させることができます。
カメラ(視点)を移動させますとキャンバス上の視点も変わり、他の画面に表示されているカメラマークも移動します。
また、「透視図」以外の画面ではこのカメラ(視点)の表示範囲(キャンバス上に映っている範囲)が白く表示されるようになっています。
さらに、カメラマークをオブジェクトツールでタッチしますと「注視点(カメラが向いている点)」が緑色の円で表示されます。
この「注視点」もオブジェクトツールでタッチするとマニピュレータが表示され、ドラッグによる移動が可能です。注視点を移動しますと、カメラの位置はそのままで視点の方向だけ変更することができます。
四面図パレット下部の右端のアイコンを再びタッチすることでカメラ表示をOFFにすることができるのですが、手元のクリスタで試したところ、カメラマークを選択中にOFFにした場合はカメラは表示されたままになり、その後に他の3D素材をタッチ・操作すると表示が消えました。
ビューの設定
クリスタEXの四面図パレットでは「透視図」以外の画面には左下の名称の横にスパナマークが表示されており、タッチしますと、「指定位置よりも手前を隠す」という設定を行うウィンドウが開きます。
ここで「 指定位置よりも手前を隠す」の項目にチェックを入れますと下部のスライダーを操作できるようになり、このスライダーを右に移動させることで3D素材の断面の表示位置を変更させることができます。
こちらは四面図パレット上の表示だけであり、キャンバス上の表示は変化しません。
3D素材同士が重なっている場合の操作に利用できそうですね。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)EXの四面図パレットは3D素材の操作に便利!
クリスタの3D素材を利用して立体空間を作成する場合、あらゆる方向からの視点がないと難しいですよね。
クリスタEXの四面図パレットはそういった問題を解決してくれる便利な機能になります!
四面図パレットで立体空間を把握することでより3D素材の操作がしやすくなるでしょう◎
2021年12月14日にクリスタがVer.1.11.6にアップデートしたことによって「3Dプリミティブ」という新機能も追加され、3D制作機能も充実してきていますのでこの機会に四面図パレットの機能も知っていただければなと思います。
それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!
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※今回紹介する機能はこちらでは利用できません。
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