※記事内に広告を含みます
皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。
今回はイラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)の使用を「操作が難しそう」という理由で保留している方の為に1枚のイラストをCLIP STUDIO PAINTの起動から完成までの手順・工程を紹介したいと思います。
あくまで私個人の制作工程なのですが、CLIP STUDIO PAINTでの制作する感覚を知っていただければと思います。
それではよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!
▼イラスト・簡単な漫画なら【CLIP STUDIO PAINT PRO】
CLIP STUDIO PAINT PRO▼本格的な漫画・アニメーション制作なら【CLIP STUDIO PAINT EX】
CLIP STUDIO PAINT EXCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でイラストを描くまでの準備
デバイス・周辺機器の準備
私が使用するデバイス・周辺機器は以下の通りです。
●ノートパソコン(Windows 10/64bit)
●Wacom製 液晶タブレット(USB端子/HDMI端子)
●tab-mate controller(USB端子)
tab-mate controllerとはCLIP STUDIO TABMATEの旧モデルとなる片手デバイスです。
このtab-mate controllerがあるおかげでキャンバスの移動や拡大縮小、レイヤーの作成、上書き保存などの操作を片手で行うことができます。
もちろん、こういった片手デバイスがなくてもメニュー選択やキーボード操作で行うことができますよ。
CLIP STUDIO TABMATE(タブメイト)を安く買う方法!-クリスタ優待価格-
CLIP STUDIO PAINTを起動
周辺機器の接続が完了しましたらパソコンの電源を入れてCLIP STUDIO PAINTを起動させます。
私の場合はパソコンの画面下(タスクバー)にCLIP STUDIO PAINT起動のアイコンを設置していますのでこのアイコンを1回タッチするだけでCLIP STUDIO PAINTが起動します。
【クリスタ】3つのPAINT直接起動方法ですぐに制作開始できる!!(Windows)
CLIP STUDIO PAINTが起動しました。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でのイラストの描き方
困った時は:クリスタのウィンドウ・アイコン・項目がない時の見つけ方!!
キャンバスを新規作成する
CLIP STUDIO PAINTを起動しただけではまだキャンバス(絵を描く紙)が作成されていません。
※初起動時など、前回に保存を行っていない場合は自動でキャンバスが作成されてことがあります。
ですのでまずはキャンバスを作成していきます。
CLIP STUDIO PAINT画面上部から「ファイル」→「新規」と選択することで新規作成ウィンドを表示させます。
↓
ここで作成したいキャンバスの設定を行います。
今回は以下の設定にしたいと思います。
【作品の用途】
「イラスト」(左端のアイコン)
【ファイル名】
後から変更できるのでそのまま
【プリセット】
自分でサイズ指定するので「カスタム」のままで
【単位】
「mm」
【キャンバス】
幅:「100(mm)」
高さ :「100(mm)」
解像度:カラーイラストにするので「350(dpi)」
基本表現色:「カラー」
最後に右上の「OK」を押せばキャンバスが作成されます。
今回単位を「mm」にしたのは単純に自分で大きさを把握したかっただけです。
投稿サイトなどで公開したい場合、規定サイズが「px(ピクセル)」で表記されていますのでそちらに合わせて設定していただければいいでしょう。
また、もっと大きいサイズで細かい描画も簡単にできる場合で且つ、印刷不要で目的がWEB掲載だけでしたら解像度は「72 dpi」でも大丈夫でしょう。
また、CLIP STUDIO PAINTの新規作成ウィンドウの細かい説明は以下の記事を参考にしていただければと思います。
書き出し時に拡大縮小する場合はその比率に合わせてキャンバスサイズを設定しよう!
後述しますが、CLIP STUDIO PAINTで制作したイラストは最後に公開用の画像データを作成する「書き出し」という作業を行います。
また、デジタル制作では大きいサイズで制作した方がより細かい描画ができますがその分容量が大きくなってしまう為、制作サイズは大きく設定し、書き出し時に縮小するという作業をよく行います。
投稿サイトにイラストを上げる時など、イラストのサイズが指定されている場合は書き出し時の縮小率も計算してサイズを決める必要があります。
今回の場合ですと、(投稿サイトの規定に合わせるということはしませんが)幅×高さ=50 mm×50 mmのイラストを作成したく、書き出しの時に50%に縮小する予定ですのでキャンバスサイズは目的のサイズの2倍となる「幅×高さ=100 mm×100 mm」で作成しています。
下描きレイヤーを作成し、イラストの下描きをする
CLIP STUDIO PAINTでキャンバスを作成しましたら、次は「レイヤー」を作成していきます。
デジタル制作ではキャンバスは土台であり、実際に絵を描いていくのはこの「レイヤー」上になります。
「レイヤー」とは透明な紙をイメージしていただければ分かりやすいかと思います。
デジタルのイラストはこのレイヤーが何枚も重なって1枚の絵になります。
もちろん1枚のレイヤーに絵を描いてもいいのですが、絵を部分的に別のレイヤーで描くことで描画や修正がやりやすくなるという利点があります。
クリスタでキャンバスを作成すると既に1枚普通のレイヤー(ラスターレイヤー)が作成され、選択している状態になっています。
これを下描き用のレイヤー「下描きレイヤー」に変換して下描きを描いていきたいと思います。
方法は右下のレイヤーパレットの上部にある「下描きレイヤーに設定」のアイコンをタッチするだけです。
これだけで下描きレイヤーになります◎
通常のラスターレイヤーに下描きを描いていってもいいのですが、下描きレイヤーに描かれた線はペン入れ時の線とは別物として認識してくれるようになりますので是非利用してみて下さい◎
あとはイラストの下描きをお好みのペンツールを使って描いていきましょう。
私の場合は「ミリペン」を使用して描いています。明るい(薄い)色でアタリを描き、細かい描画はブラシサイズを細くして濃い色で描いていきます。
また、目などは何回も描き直すことが多いので新しくレイヤーを作成し、レイヤーを分けて描いています。(色も変えます)
レイヤーを分けることで「消しゴムツール」使う場合も髪の毛など周辺の線を消すことなく目だけを消すことができるのです◎
新しく下描きレイヤーを作成したい場合はまずレイヤーパレット上部のアイコンをタッチしてレイヤー(ラスターかベクターのどちらか)を作成し、先程と同様に「下描きレイヤー設定」アイコンをタッチして下描きレイヤーに変換しましょう。
関連記事
キャンバスの表示を変えて描きやすい状態で描こう!
CLIP STUDIO PAINTではキャンバスの表示を回転させたり、拡大・縮小したり左右や上下を反転させることができます。
※キャンバスの表示ですので実際のイラストが変形されるわけではありません。
「左向きの顔は描きやすいけど右向きの顔は苦手」というような、利き手によって描きやすい角度というのがあると思いますので自分の描きやすい表示・傾きをどんどん利用して描いていきましょう◎
移動・変形で調整ができる!
絵を描いていて全体的なバランスを確認すると一部の絵の位置や大きさを修正したいという場面も出てくるかと思います。
そんな時でも絵の一部を指定して移動・変形させることができます◎
上手く描けた絵を消さずに修正できるというわけですね。
「取り消し」「やり直し」も活用しよう!
CLIP STUDIO PAINT画面上部には「取り消し」「やり直し」のアイコンがあります。
「取り消し」はクリスタ上での作業を1つ前に戻すことができ、
「やり直し」は「取り消し」で戻した作業を再び進めて元に戻すことができます。
特に「取り消し」は1度行った作業を戻すことができますので制作をする上では非常に便利です◎
【注意!】定期的に「保存」をしよう!
作業中でも定期的に「保存」をしましょう。
めったに起こることではありませんが、不意にパソコンやCLIP STUDIO PAINTが閉じてしまった場合にそれまでの作業が消えてしまう可能性があります。
※私自身は経験がありませんが、SNSなどでたまにそういった事例を見かけます。
保存方法はいくつかありますのでやりやすい方法で行いましょう。
●CLIP STUDIO PAINT画面上部「ファイル」→「保存」と選択する
●CLIP STUDIO PAINT画面上部の「保存アイコン」を1回タッチする
●キーボードで [Ctrl(command)]+[S] と入力する
※TABMATEなどの片手デバイスに保存の操作を登録することもできます。
また、最初に保存を行うと作業データの保存場所やデータ名を設定するウィンドウが開きますので任意の場所・名前で保存しましょう。
※中央のファイル表示欄には選択中のデータ形式(ここではCLIP STUDIO形式)と同じデータしか表示されません。
2回目以降は保存の作業をするたびにCLIP STUDIO PAINTの画面のまま上書き保存されていきます。
※保存中、動作が1,2秒止まる場合があります。
ちなみに、ここで保存されるのはCLIP STUDIO形式(.clip)であり、CLIP STUDIO PAINTでのみ開いて作業ができるデータ形式になっています。
もし、クリスタでの作業を中断したい場合はこの(上書き)保存を行ってからCLIP STUDIO PAINTを閉じましょう。
※未保存のデータがある状態でCLIP STUDIO PAINTを閉じようとすると注意ウィンドウが表示されます。
作業を再開する時はこのCLIP STUDIO形式データを開くことでCLIP STUDIO PAINTと作業中のデータの両方が開き、続きから作業を行うことができます。
下描き完成!
下描きが完成しました。
最終的に「全体」「顔」「手(と銃)」の3つの下描きレイヤーを使用しました。
イラストのペン入れをする
下描きが終わりましたらペン入れの作業に入ります。
その為に下描きレイヤーの不透明度を下げて表示を薄くします。
こうすることでペン入れの線が分かりやすくなり、間違えて下描きレイヤーにペン入れしてしまうというミスに気付きやすくなります。
クリスタで下描きにペン入れした時に下描きだけ消す方法3選!!
ではペン入れ用のレイヤーを作成していきます。
私はペン入れに「ベクターレイヤー」を使用します。
これがCLIP STUDIO PAINT特有のレイヤーで、描画した線をデータ化してくれる為に線の修正が容易にできてしまうのです。
ベクターレイヤーの作成も簡単です。
クリスタのレイヤーパレット上部の「新規ベクターレイヤーのアイコン」をタッチするだけで選択中のレイヤーの上の段にベクターレイヤーが作成されます。
レイヤーの名前も「線画」に変えておきます。
ベクターレイヤーを作成しましたら再びお好みのペン・ブラシサイズでペン入れを行っていきましょう。
今回、線画は「Gペン」で描いていきたいと思います。
ベクターレイヤーですので線のはみ出しも「消しゴムツール」で線に触るだけで簡単に線の交点までの部分を消してくれます◎
ここでも目や手前の部分などを別レイヤーにすることで描画や修正をしやすくできます。
はい、線画が完成しました!
今回は背景の線画はなしにします。(色塗りの時に描きます)
描いたイラストに色を塗っていく
線画が完成しましたら色を塗っていきます。
下描きレイヤーはもう表示させなくていいのでレイヤーの「目のマーク」を消して非表示にします。
↓
色の塗り方は特に好みが分かれる工程ですが、今回はシンプルに「塗りつぶしツール」で塗っていきます。
塗りつぶしツールはベクターレイヤーでは使用できませんのでラスターレイヤーを線画のレイヤーの下に作成します。
ラスターレイヤーを作成・配置しましたら「塗りつぶしツール」を使って色を塗っていきます。
タッチするだけで線で囲まれた面を一気に塗ってくれます◎
色が決まればあっという間に終わります。
背景も塗っていく
今回のイラストは背景を線画で描きませんでしたので、色塗りの工程で背景も一緒に塗っていきます。
背景を塗る用のレイヤーも分けます。
イラストを仕上げていく
最後の工程です。
イラストにさらに細かい塗りを足して仕上げていきます。
陰影を付ける
イラストに影・陰を付けていきたいと思います。
色を塗ったレイヤーの上に新たにラスターレイヤーを作成し、レイヤーの合成モードを「乗算(じょうざん)」に変更します。
合成モードを「乗算」にしますと、そのレイヤーに塗った色がその下にある全てのレイヤーの色と合成されて暗い色味になります。
主に陰影を表現したい時に使用される合成モードです。
もちろん、上から普通のレイヤーで暗い色をそのまま塗っていっても構いません。
しかし、この「乗算」を利用すると下にある色に合わせた陰影を表現できますのでカラーイラストを描くなら覚えていて損はないと思います◎
また、陰影の表現ですのでグレーで塗ってもいいのですが、それでは味気ないので今回は「青寄りのグレー」を使って陰を塗っていきたいと思います。
陰を塗るペンは線画の時と同じGペンを使用し、広い範囲はGペンでフチを描いて中を塗りつぶしツールで塗っていきました。
肌の部分の陰は肌感が出やすい薄い赤色で塗っていき、境目はぼやけさせたかったので筆ツールの「塗り&なじませ」を使って塗っていきます。
明るめの色を選択していますが、「乗算」の効果で陰のような色合いになっているのが分かります↓
最終的にはこんな感じで陰を描きました↓
光の表現を付ける
陰影だけでは暗い印象になりますので光の表現も入れていきます。
アナログのように明るい色を上から塗ってもいいですが、ここでは再び合成モードを利用します。
線画の上からも光の表現を出したいので線画のレイヤーより上にラスターレイヤーを作成し、合成モードを「加算(発光)」にします。
合成モードを「加算(発光)」にしますと、そのレイヤーに塗った色がその下にある全てのレイヤーの色と合成されて明るく発光してるような色味にすることができます。
白色で塗ってもいいですが、イラスト(キャラクター)に合った色味を足してもいいですね◎
今回は緑色で塗っていきます。
↓
「自動選択ツール」ではみ出しを防ぐ!
ペンや筆ツールで色を塗っていく場合、そのままでは線からはみ出してしまうことがあります。
そこで「自動選択ツール」を使えば、タッチした点から線で囲まれた部分に選択範囲を作成することができます。
選択範囲を作成すれば、その範囲内しか作業の影響が出なくなるのです。
下の画像では顔の部分に選択範囲を作成している為、顔の上に描く陰をはみ出すことなく塗ることができています。
追加の描画をしていく
予定では光の表現で完成のはずでしたが、何か物足りない感じがしましたので前方にも破片の絵を描き足していき、さらにその上に「加算(発光)」のレイヤーも足しました。
クリスタでのイラストが完成!
これでCLIP STUDIO PAINTでのイラストが完成しました◎
「(上書き)保存」を忘れないようにしましょう。
シンプルな手順でしたが、慣れてくれば自然と手順も増えていくでしょう。
今回クリスタで描いたイラストのレイヤー数
今回のCLIP STUDIO PAINTで制作したイラストの使用レイヤーの数は11枚(その内、下描きレイヤーが3枚)でした。
多い人ですと身体のパーツごとに線画のレイヤーを分けて何十枚と使用していますが、私は比較的使用するレイヤーの数が少ない方だと思います。
レイヤーを細かく分けますと修正や変形などの作業がしやすくなります。
今回のイラストで言えば途中で銃を持つ手の大きさと位置を変更しましたが、この部分もレイヤーを分けていた為、他の絵に影響を与えることなく修正が行えたのです。
しかし、レイヤーが多くなると「どこのレイヤーに何が描かれてあるのか」の把握が大変になり、データ容量も大きくなってしまいます。
公開するイラストの見え方はレイヤーが何枚だろうと変わりませんのでご自身の制作方法に合ったレイヤー数で描いていただければと思います◎
今回クリスタで描いたイラストの容量
今回CLIP STUDIO PAINTで描いたイラストのCLIP STUDIO形式のデータ容量は4.15 MBでした。
全体のサイズも大きくなく、レイヤー数も少なめだったので私が今まで描いたイラストの中では小さめのデータ容量になりましたね。
クリスタのファイルサイズ(容量)ってどれくらい?漫画とイラストの容量をお見せします!(個人差あり)
CLIP STUDIO PAINT PRO
CLIP STUDIO PAINT EX
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)で制作したイラストを公開する
クリスタで制作データの書き出し
CLIP STUDIO PAINTで制作したイラストのデータはCLIP STUDIO形式ですのでそのままではSNSや投稿サイトにイラストを上げて公開することができません。
イラストを公開するには「JPEG」や「PNG」などの画像データにする為に「書き出し」という作業を行う必要があります。
イラストのデータを開きましたら、CLIP STUDIO PAINT画面上部から「ファイル」→「画像を統合して書き出し」と選択し、書き出ししたいデータ形式を選択します。
私はよくPNGを使用しますので「.png(PNG)…」を選択します。
データ形式の詳細は以下の記事を参考にしていただければと思います。
クリスタの動作環境「入力・出力対応フォーマット」の意味解説します!
データ形式を選択しますと書き出しするデータの保存場所とデータ名を決める画面が表示されますので任意の場所を指定し、データ名を入力して下部の「保存」を選択します。
※データ名はCLIP STUDIO形式のデータ名と同じ名前が既に入力された状態になっています。変更したい場合は改めてデータ名を入力しましょう。
※データ名は後から自由に変更できます。
※中央のファイル表示欄には選択中のデータ形式(ここではPNG形式)と同じデータしか表示されません。
「保存」を選択しますと書き出し内容を設定するウィンドウが表示されます。
イラストを書き出しする場合、基本的に設定するのは「出力サイズ」くらいでしょう。
※過去に書き出しを行っている場合は全回の書き出し設定が残っています。
デジタル制作は大きめに描けばより細かい描画ができますが、その分データ容量も大きくなってしまいます。
その為、私は大きく描いて書き出しの時に「出力サイズ」で縮小して書き出ししています。
ここでは当初の目的通り「50(%)」で設定します。
また、「表現色」がイラストに合っていること(今回の場合は「RGBカラー」)と、「拡大縮小時の処理」を「イラスト向き」にしてあることをしっかり確認しましょう。
内容を確認し、問題なければ右上の「OK」を選択します。
「出力時にレンダリング結果をプレビューする」にチェックを入れている場合はプレビュー画面が表示されます。
このプレビューで書き出しするイラスト全体を表示している場合は多少荒く表示されていますが、書き出ししたデータはちゃんと表示されますのでご安心を。
問題なければ「OK」を選択しましょう。書き出しが実行されます。
データ容量が大きく時間がかかる場合は以下の画像のようにウィンドウが表示される場合もあります。その場合はしばらく待ちましょう。
これで書き出しは完了です◎
書き出し実行後、特に完了の表示は出ません。指定した保存先のフォルダを見ば選択したデータ形式で書き出しデータが作成されているのが確認できます。
今回の書き出したPNGの画像データの容量は152 KBでした。
※表示されている「大きさ」は単位が「px」になっています。
書き出し時の細かい設定内容に関しては以下の記事を参考にしていただければと思います。
クリスタで書き出し!作品を画像ファイルで保存する方法と補足説明!!
クリスタで制作したイラストのデータを公開しよう!
書き出しによって画像データができましたらイラストを公開していきましょう◎
この時、イラストの画像データの容量が公開するサイトやSNSの規定容量を超えていないかも確認しておきましょう。
パソコン版クリスタで制作をしたイラストをスマートフォンで公開したい場合はメールなどで画像データを送ればいいですね。
クリスタの制作データがあればいつでも編集できる!
イラストが完成した後でも、制作用データ(.clip)をCLIP STUDIO PAINTで開けばいつでも再編集が可能です。
例えば、色塗りしたレイヤーを非表示にした状態で書き出しをすれば線画のみの画像データを作成することができ、「線画と完成の比較」といったSNSでよく見かける投稿などもすることができます◎
また、気になる所がある場合はその部分だけを描き直したり、位置だけを変えるといった再修正も簡単にできます。
完成したイラストを複製して二重にし、上に重ねた方のイラストをぼやけさせたり合成モードを利用して印象を変えるなんてこともできますよ◎
↓
↓
↓
こういった自由度が高いのもデジタル制作ならではでしょう。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)制作の最終公開イラスト
前項まででCLIP STUDIO PAINTでのイラストの制作工程を紹介させていただきましたが、その後改めてイラストを見ると個人的に気になる箇所がいくつか出てきましたので修正をし、全体にぼかし効果も付けて最終的に以下のようなイラストになりました。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)は制作の手助けになる!
CLIP STUDIO PAINTでのイラスト制作を私なりの手順ですが紹介させていただきました。
私がとても助かっているのは「ベクターレイヤー」での線画作業です。
修正が容易なのでアナログと比べて効率がかなり上がります。
また、時間が限られてる中で画材屋に行くことなく作業ができるのも助かっています◎
手も汚れませんしね◎
また、以下の記事も合わせて読んでいただければなと思います。
【イラスト・漫画のデジタル化に悩む方へ】全てをデジタル化しなくてもいいのです!
クリスタは難しい?漫画完成までの描き方を紹介します!(個人差あり)
CLIP STUDIO PAINTでの制作も悪くないなぁと感じた方は是非ご検討を。
それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!
▼イラスト・簡単な漫画なら【CLIP STUDIO PAINT PRO】
CLIP STUDIO PAINT PRO▼本格的な漫画・アニメーション制作なら【CLIP STUDIO PAINT EX】
CLIP STUDIO PAINT EX▼動画視聴型お絵描き講座【Palmie(パルミー)】