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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。
2020年8月21日、ついにGalaxy端末でイラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT（クリップスタジオペイント）が使えるようになりました！
そこで今回はGalaxyでCLIP STUDIO PAINTを使用する上で気になる点を調べてみました！
それではよろしくお願いいたします
( ｀・∀・´)ﾉ！
2020年12月10日より、Google Play StoreでもAndroid版のCLIP STUDIO PAINTがリリースされました！
これによりGalaxy以外のAndroid端末でもCLIP STUDIO PAINTを使うことができるようになります。
詳しくは以下の記事に書かせていただいています。
▼イラスト・簡単な漫画なら【CLIP STUDIO PAINT PRO】
CLIP STUDIO PAINT PRO
▼本格的な漫画・アニメーション制作なら【CLIP STUDIO PAINT EX】
CLIP STUDIO PAINT EX
GalaxyでCLIP STUDIO PAINT（クリスタ）が使えるという公式記事の中の気になる点
CLIP STUDIO PAINTの販売元であるセルシスの公式記事にて発表されたGalaxy版のCLIP STUDIO PAINTですが、Galaxyを扱ったことのない人からではよく詳細が分からない言葉も出てきてます。
以下の項目は、この記事の中で気になる言葉や文の意味や内容を調べた結果を書かせていただきました。
それぞれどういう意味なのかが分かればよりこのGalaxy版CLIP STUDIO PAINTの魅力が伝わるかと思います。
「Galaxy」とは
「Galaxy」とは、韓国の大手電子製品メーカーであるSAMSUNG（サムスン）から販売されているスマートフォン・タブレットです。
iPhone・iPadと違い、どちらも「Galaxy」という名称ですが、基本的にはGalaxyだけですとスマートフォンの方を指すことが多く、タブレットの場合はGalaxy Tabと呼びますね。
「CLIP STUDIO PAINT for Galaxy」とは
Galaxy版のCLIP STUDIO PAINTとして「CLIP STUDIO PAINT for Galaxy」という名称を使用しています。
一般的な制作においては他のCLIP STUDIO PAINTとの性能・機能の違いはありませんが、一部使用できない機能もあります。
※ウィンドウやメニューの配置（ワークスペース）はスマートフォン用になっています。
「Galaxy Store」とは
「Galaxy Store」とはGalaxy端末専用のアプリ配信ストアです。
Google Playなどのアプリ配信ストアのGalaxy専用版ですね。
Galaxy Store（CLIP STUDIO PAINT）
「6ヶ月無料」とは
2024年3月現在、Galaxy 版のCLIP STUDIO PAINTをダウンロードしますと6ヶ月間は無料でCLIP STUDIO PAINTを使用することができます。
詳しくは以下の記事を参考にしていただければと思います。。
Galaxyでクリスタを6ヶ月無料で使用する方法と注意点！！
「Sペン」とは
「Galaxy Note」シリーズやタブレットに内蔵されている専用のスタイラスペン（タッチペン）
Galaxyの機種の中で「Galaxy Note」シリーズのスマートフォンやタブレットに内蔵されている専用のペンを「Sペン」といいます。
上記のことから、Galaxyの端末全てにSペンが付いているわけではないようですね。
使用者の感想を見ると「通常の（スタイラス）ペンより細い」との意見が多いようですね。
それが描きやすいか描きにくいか、慣れれば大丈夫なのかは個人によって変わるかなと思います。
「エアアクション」とは
「エアアクション」とはSペン特有の機能で、画面をタッチせずにペンのボタンを押しながら動かす（ジェスチャーする）ことでアプリを操作する機能です。
CLIP STUDIO PAINTではボタンの1回押し、2回押し、上下左右へ動かすジェスチャー、時計回りに回す、反時計回りに回すの計8つのエアアクションを設定できるようです。
詳しくは以下の公式ページでご確認下さい。
「エアアクション」が使える機種のみ対応
この「エアアクション」機能ですが、調べたところ
スマートフォンでは2019年8月にリリースされたGalaxy Note10から、
タブレットでは2019年7月にリリースされたGalaxy Tab S6から搭載されたSペンの機能のようですので、これら以降にリリースされた同シリーズの端末でのみ使用できるものだと考えられます。
「CLIP STUDIO TABMATE」とは
「CLIP STUDIO TABMATE」とはCLIP STUDIO PAINTを操作することに特化した片手デバイスで、Bluetoothで端末と接続します。
CLIP STUDIO PAINTと同じセルシス社の製品です。
様々な機能を登録することができ、制作を効率化することができます。
関連記事
CLIP STUDIO TABMATE（タブメイト）を安く買う方法！-クリスタ優待価格-
このCLIP STUDIO TABMATEをGalaxy版（Android版）で使用することができます。
※パソコン版クリスタではBluetooth対応であればWindows版でもmac OS版でもTABMATEは使用できます。
2024年3月発売にはiPadOS・iOSにも対応した「TABMATE2」も販売されました。
※「TABMATE2」を使用するにはクリスタがVer.3.0以降である必要があります。
「筆圧感知」「DeXモード」に関して
今回のCLIP STUDIO PAINT for Galaxyのリリース記事に、
「スマートフォンプラン」は、Sペンなどの筆圧が検知できるペンが利用できないデバイス向けのプランです。Sペンが利用できるデバイスや、DeXモードで液晶タブレットWacom Oneを利用できるデバイスでは、スマートフォンプラン以外のプランをお申込みいただくことで、PCやタブレットと同等の作業環境でドローイングを行うことが可能です。」
との記載があり、所々分からないことがありましたので調べてみました。
クリスタVer.2.3.0から、「スマートフォンプラン」でも「筆圧検知（筆圧・回転・傾き）」を利用できるようになりました。
「DeXモード」とは
端末と別のディスプレイを接続することで、その端末の画面を接続したディスプレイに表示させる機能です。
ディスプレイと端末を接続するケーブルや専用のアプリが必要な場合などがあります。
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyの場合、ペンタブレットの「Intuos」、液晶タブレットの「Wacom One」に接続して、パソコンで作業するのと同じ環境で制作をすることもできるようですね。
Sペンの筆圧検知
Sペン自体には4096段階の筆圧検知（感知）機能が搭載されており、描く時の筆圧によって描く線の太さを変えることができるため、本物のペンで描いている感覚で線を描くことができます。
「スマートフォンプラン以外で」とは
DeXモードはスマートフォンのGalaxyで可能な機能です。
ではなぜこれらを使用するのにスマートフォンプラン以外のプランで契約しないといけないのかといいますと、
どうやらスマートフォンプランではCLIP STUDIO PAINT側がDeXモードに制限をかけるようなのです。
公式のページでそのような記載のあるものを見つけました。
スマートフォンプラン以外のプランで契約するとこの制限がなくなるという意味だったのです。
確かに、スマートフォンプランの料金でパソコンと同じように液晶タブレットで作業ができたらパソコン・タブレットで使用できるプランで契約している人に対して不公平ですよね。
「動作環境」に関して
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyの動作環境は公式ページをご確認下さい。
「対応OS」
「対応OS」は端末の「設定」メニューから確認することができます。
Galaxyの場合、「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」と進むと確認できるかと思います。
※機種によって多少項目名が変わるかもしれません。
「メモリ」
「メモリ」とは端末を動作させる為の一時的な作業領域のことであり、データを長期保存するストレージとは別のものです。
「メモリ＝作業をする机」とイメージすると分かりやすいかもしれません。
机が広い（メモリが大きい）程、たくさんの作業を行うことができます。
この机にCLIP STUDIO PAINTを使うスペースがないとうまく動いてくれないということです。
ですので少なくとも4G以上のスペースが必要で、6GB以上のスペースがあれば快適に作業できますよという意味になります。
端末の情報（スペック）を検索すればその端末が持っているメモリを確認することができます。
また、別のアプリがバックグラウンドで動いているとそちらにもメモリの領域が使われてCLIP STUDIO PAINTがちゃんと動作する領域が確保できないということも起こる可能性がありますので注意しましょう。
Androidのメモリ確認方法として、「端末情報（ソフトウェア情報）」の「ビルド番号」を7回タップしてデベロッパーモードを有効にすることで表示される「開発者向けオプション」というメニュー項目から確認するというものがあるのですがそこまでする必要はないのかなと思います。
具体的な使用可能端末
公式のページにて、CLIP STUDIO PAINT for Galaxyが利用できる端末（機種）名が記載されているものがありましたのでそちらのリンクを貼らさせていただきます。
CLIP STUDIO PAINT for Galaxy利用可能端末（公式）
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyに関するその他の情報
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyに関する記事には出てきませんが、CLIP STUDIO PAINTをスマートフォンやタブレットで操作する上で知っておいたほうがいい情報を書かせていただきます。
エッジキーボード
CLIP STUDIO PAINTにはキーボード入力によって様々なショートカットや操作ができます。
これらを利用することで制作の効率も上がっていくとても便利なものです。
ではスマートフォンやタブレットなどのキーボードがない端末はそれらが利用できないかというとそうではありません。
CLIP STUDIO PAINTのスマートフォンやタブレット版には「エッジキーボード」という機能があります。
こちらは普段は隠れているのですが、画面の端にあるアイコンをタップすることで「Shift」「Ctrl」「Alt」などのボタンを表示させることができるのです。
※上記の画像はスマートフォン版のものです。タブレット版では左側にエッジキーボード表示のアイコンがあります。
ここでキーボード入力の必要な操作も可能になります。
エッジキーボードを表示させるアイコンはドラッグで移動させることができます。
左側に配置した場合は画面左側面からエッジキーボードが表示されます。
ただし、画面上部には移動できません。
また、画面下部中央に配置した場合はアイコンが近い方の側面からエッジキーボードが表示されます。
タッチ操作
スマートフォンやタブレットは指での操作も可能です。
CLIP STUDIO PAINTでは指特有の操作（タッチジェスチャー）があったり、ペンと指で使えるツールを別にするなど操作を分けることもできます。
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyの情報が記載されている公式ページへのリンク
2020年9月現在、このCLIP STUDIO PAINT for Galaxyのことで情報を得ようと検索するも、「CLIP STUDIO PAINTがGalaxy版でリリース！」という同じようなニュース記事が上位に表示され、なかなか必要な情報までたどりつけません。
そこで私が見つけた範囲ですがGalaxyの情報が記載されている公式ページのリンクを貼らせていただきます。
この記事で記載していない情報もありますので気になる方は見てみて下さい◎
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyに関する記事（公式）
今後新しい情報が公開されるかもしれない公式ページ↓
CLIP STUDIO PAINT for Galaxyの疑問まとめ
今回、Galaxy限定ですが初のAndroidでCLIP STUDIO PAINTが使用できるということで話題になっていますが、個人的に気になった所を調べて書かせていただきました。
こういった疑問や不安が少しでもなくなると利用するハードルもグッと下がるかと思います。
2023年12月現在利用できる6ヶ月無料サービスもいずれ利用できなくなる可能性もありますので気になるかたは是非今のうちにCLIP STUDIO PAINTを体験してみて下さい◎
それではここまで閲覧ありがとうございました！
お疲れ様でした！！
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