【various sun】第16笑:——で? (3P/21P) 公開!!2020.10.14

【クリスタ】パース定規で漫画背景を楽に効率的に制作できます!!

クリスタ:パース定規サムネ

ペイントツールのスタンダード【CLIP STUDIO PAINT PRO】

マンガ制作ソフトの最高峰【CLIP STUDIO PAINT EX】

 

皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。

山本電卓と申します。

 

今回は漫画やイラストで必要な背景を漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)の「パース定規」を利用して作成する方法を紹介させていただきます。

 

このパース定規がアナログ制作に比べるとかなり便利なのです!

それではよろしくお願いいたします

( `・∀・´)ノ!

漫画制作における「パース」とは

「パース」の基礎知識

「パース」とは漫画制作において「遠近法」、特に「透視図法」を指します。

遠くのものは小さく、近くのものは大きく見えますよね。

パース(漫画)

 

それを絵で描く場合のルール、ガイド線となります。

 

このパースのルールに従って描くことで違和感のない背景を表現することができるのです。

 

「パース」を扱う上で知っておくべきワード

アイレベル

漫画において、コマ=「カメラで映している画面」と考えた時のそのカメラの高さをアイレベルといいます。

アイレベルとは

背景やその中に立つキャラクターの高さを決める基準になる重要なガイド線です。

 

アイレベルに関しては以下の記事で詳しく紹介させていただいてますのでそちらを参考にしてみて下さい◎

アイレベル【漫画は楽しい☆】アイレベルでキャラや背景の配置を決めよう!with クリスタ

 

消失点

遠近法で背景を描く際、小さくなっていく線が集まる点です。

消失点(パース)

つまり、その背景内にある物が向いている方向の最終地点ですね。

実際はそれらの物の辺を伸ばしていったとしても辺同士が交わる・重なることはありませんので、これは絵を描く上で見た目上の基準点ということになりますね。

 

この「消失点」は「アイレベル」上に配置されることが多いです。

 

また、「消失点」の数に応じてそれぞれ図法の名称があります。

一点透視図法

1つの「消失点」で描く透視図法です。

1点透視図法

●二点透視図法

2つの「消失点」で描く透視図法です。

 

2点透視図法

●三点透視図法

3つの「消失点」で描く透視図法です。

消失点の1つはアイレベル外になります。

3点透視図法

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の「パース定規」とは

CLIP STUDIO PAINTでパースを利用して背景を描く場合は「パース定規」がとても便利で活躍してくれます。

「パース定規」

詳しい操作方法は後述しますが、CLIP STUDIO PAINTのパース定規はアイレベルとそれに垂直に重なるガイド線、さらに消失点(複数の場合有り)とそこから伸びたガイド線で成り立つ定規です。

クリスタ:パース定規

 

このパース定規が置かれたレイヤーでは、描画ツールの方向をそのパースに合わせた方向、つまり消失点のある方向に固定(スナップ)させることができます。

クリスタ:パース定規

 

アナログ制作とクリスタ制作との違い

アナログ制作でパースを利用する場合、線を引くたびに消失点と定規を合わせてそれがずれないように気を付けながら描いていきます。

パース(アナログ漫画)

 

この作業を楽にするために画鋲を消失点に刺す、もしくはテープで画鋲を上向きに固定して定規を当てるという方法もありますが、どちらにしても原稿に傷がつきそうでちょっと抵抗がありますよね…。

パース(アナログ漫画)

 

また、背景の構図によっては消失点が原稿用紙より外側に配置される場合もあり、そういった時は原稿用紙に紙を貼って消失点を配置して書いていきます。

これなら画鋲を刺しても気になりませんが、今度は定規の長さが足りない、もしくは作業机のスペースが足りないなどの問題が出てきます…!

パース(アナログ漫画)

 

それがCLIP STUDIO PAINTのパース定規を利用すればどんなに遠くに消失点があろうともずれることなく、線を引くことができるのです!

クリスタ:パース定規

 

これがとても便利で制作する上で助かる機能です◎

 

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)「PRO版」でも「EX版」でも利用できる!

「パース定規」は製品版の標準機能ですので、CLIP STUDIO PAINT EXはもちろん、少しお安いCLIP STUDIO PAINT PROでも利用可能です◎

 

クリスタ:PROとEXの違い【クリスタ】PRO版とEX版の違い27項目全部を紹介します!! クリスタ:最安値サムネクリスタを一番安く・もっとお得に買う5つの方法!! CLIP STUDIO PAINT:製品版【クリスタダウンロード版:コンビニ支払い】購入からインストールまでの方法-全工程画像付き!

 

パース定規を利用して漫画の背景を描こう!

※以降の内容で紹介するアイコンや項目が見当たらない場合は以下の記事を参考に探してみて下さい。

CLIP STUDIO PAINT画面【クリスタ補足】ウィンドウ(パレット)やアイコンが説明されている場所に見当たらない時は?

 

パース定規の出し方

 

CLIP STUDIO PAINTのパース定規を出す方法は2つあります。

 

「レイヤー」から出す

CLIP STUDIO PAINT画面上部から「レイヤー」→「定規・コマ枠」→「パース定規の作成」と選択します。

クリスタ:パース定規の作成

 

すると以下のウィンドウが表示されますので作成したい透視図法を選択して「OK」を選択しましょう。

 

クリスタ:パース定規の作成

 

「レイヤーを新規作成」にチェックを入れますとパース定規が入った「ラスターレイヤー」が新規で作成されます。

チェックを外すと選択中のレイヤーにパース定規が作成されます。

 

これでパース定規が出ました。

(画像は1点透視のパース定規です。)

 

クリスタ:パース定規

 

「ツール」から出す

定規ツールのサブツールウィンドウから「パース定規」を選択します。

クリスタ:パース定規ツール

 

さらにツールプロパティの「処理内容」の項目で「消失点の追加」を選択している状態にしましょう。

クリスタ:パース定規ツール(処理内容)

 

上記の設定で下描きの背景(建物)の角度に合わせてドラッグし、ガイド線を1本表示させます。

クリスタ:パース定規

 

さらに下描きの背景(建物)の中で先程とは別の角度に合わせてもう1回ドラッグして2本目のガイド線を表示させます。

クリスタ:パース定規

 

すると表示させた2本のガイド線の交点に消失点、さらにその消失点から水平方向に伸びたガイド線(アイレベル)とその水平のガイド線に垂直に交わるガイド線が作成され、パース定規ができあがります。

 

クリスタ:パース定規

「レイヤー」からパース定規を出す場合は後から下描きに合う位置に配置し直さないといけませんが、「ツール」からパース定規を出す場合は下書きに合わせて出すことができます。

 

パース定規の設定・操作

パース定規を出しただけではまだ不十分です。

特に「レイヤー」からパース定規を出した場合では下描きの絵とパース定規のガイド線が全く合っていません。

また、「ツール」から出した場合も他の下描きの部分とも合わせる必要がある為、微調整が必要になることもあります。

 

そこでパース定規の設定や操作を行います。

 

「オブジェクトツール」でパース定規を設定・操作しよう!

パース定規を出しましたら「オブジェクトツール」を選択し、パース定規のガイド線をどこでもいいのでタッチしましょう。

するとガイド線にさらにマークが表示されるようになります。

 

クリスタ:パース定規(オブジェクトツール)

 

このマークをオブジェクトツールで操作することでパース定規のガイド線の配置や角度を変更・調整することができます。

 

それぞれのマークの意味を紹介します。

 

●アイレベルと垂直ガイド線

クリスタ:パース定規(オブジェクトツール)

 

●消失点と消失点から伸びたガイド線

クリスタ:パース定規(オブジェクトツール)

 

●その他

クリスタ:パース定規(オブジェクトツール)

 

これらを操作して下描きの背景に合わせてパース定規のガイド線を配置していきます。

※ガイド線は消失点の位置を決める為に操作します。描画の際はガイド線以外の角度でも線を引くことは可能ですのでご安心を◎

 

 

この時、アイレベルと消失点などの繋がりがあるものはそれぞれの位置や角度を変更すると連動して変更されますのでその辺も理解した上で操作を行いましょう。

クリスタ:パース定規(オブジェクトツール)

 

後述しますが、設定でこの連動を止めることも可能です◎

 

 

ガイド線と下描きを合わせる時のコツ

ガイド線の「〇」を下描きに合わせてから「・」を動かすことで、「〇」を支点にしてガイド線の角度を変えることができ、下描きにガイド線を合わせやすくなります。

クリスタ:パース定規(ガイド線)

MEMO

パース定規のガイド線は、「オブジェクトツール」で選択している時にしか操作できません。

初期設定では別ツールを選択中でも[Ctrl(command)キー]を押している間は一時的に「オブジェクトツール」に変換することができますので、ツールを切り替えるのが面倒な場合はこの方法で操作するのも1つの手でしょう。

「ツールプロパティ」でアイレベルを固定!

オブジェクトツールでパース定規を選択している状態で「ツールプロパティ」を見ますと、その中に「アイレベルを固定」という項目があり、ここにチェックを入れることで他のガイド線を操作してもアイレベルは移動しないようになります。

クリスタ:パース定規(アイレベルを固定)

 

アイレベルを始めに決めてからガイド線を操作したい場合は先にこの「アイレベルを固定」にチェックを入れましょう。

※「アイレベルを固定」にチェックが入っている状態でも「オブジェクトツール」でアイレベルを直接操作して移動させることは可能です。

 

MEMO

「アイレベルを固定」の横にある「+」を選択しますと「アイレベルを水平にする」というボタンが出てきます。

クリスタ:アイレベルを水平にする

 

アイレベルが水平でない状態の時にこのボタンを押すとアイレベルを水平にすることができます。

 

 

定規を利用する為の条件

恐らく初期設定のままであれば大丈夫ではないかなと思いますが、パース定規を含め、定規で描画ツールの動きを固定(スナップ)させる為には定規の配置だけでなく設定も必要になります。

レイヤーに表示されている定規のアイコンに×印が入っていない

定規ツールを設置したレイヤーには定規のアイコンが表示されます。

この定規のアイコンに「×印」が入っている場合は定規ツールの機能をOFFにしている状態です。

クリスタ:定規ON/OFF

 

この場合は定規のアイコンをタッチするだけで×印を消して定規ツールの機能をONにすることができます。

※[Shift]を押しながら定規のアイコンをタッチするとOFFにすることができます。

 

「特殊定規にスナップ」にチェックが入っている

CLIP STUDIO PAINT画面上部から「表示」を選択しますと一覧の中に「特殊定規にスナップ」という項目があります。

クリスタ:特殊定規にスナップ

 

この項目にチェックが入っていればパース定規のような「特殊定規」の機能を利用することができます。

 

この項目を選択することでチェックを入れる/外すの切り替えができるのです。

 

「ツールプロパティ」もしくは「サブツール詳細」内の「補正」の項目にある「スナップ可能」にチェックが入っている

描画ツール、定規ツール共にそれぞれ「スナップ可能」の項目があります。

クリスタ:スナップ可能

 

ここにチェックが入っていれば定規など、使用方向を固定する機能を利用することができるようになります。

 

「パース定規」の「ツールプロパティ」の場合

「パース定規」においては「スナップ可能」ではなく「スナップ」という項目名になっています。

「サブツール詳細」でも「パース定規」の項目にこの「スナップ」があります。

クリスタ:パース定規(スナップ)

 

「パース定規」自体のスナップがONになっている

上記で紹介したように、パース定規をオブジェクトツールでタッチした時に出るマークでもスナップのON/OFFの設定ができます。

 

パース定規を作成した段階ではONになっていますので、「オブジェクトツール」でOFFにしない限りはそのままでパース定規を使用することができます。

 

パース定規の配置が終わったら背景を描いていこう!

パース定規の配置や設定が完了しましたら、後は描画ツールで描いていくだけです。

普通に描いていくだけでパース定規のガイド線を基準にした真っ直ぐな線を描くことができます。

「ペンツール」の「入り抜き」など、各描画ツールの表現を出すことも可能です◎

 

クリスタ:パース定規

 

斜め(消失点方向)の線を描く場合

その線を描く方向の先に消失点があればその消失点に向かう真っ直ぐな線画描けます。

※ガイド線上にしか描けないわけではないのでご安心を◎

クリスタ:パース定規

 

消失点が複数ある場合は描画する位置・角度からどちらかに自動で判断されます。

 

水平・垂直に描く場合

パース定規は消失点方向だけでなく、(アイレベルに対して)水平方向・垂直方向にも真っ直ぐな線を引くことができます。

クリスタ:パース定規

 

建物など、斜め方向と縦・横方向に線を引きたい場合もいちいちパース定規をOFFにする必要はないのです◎

 

「パース定規ツール」でガイド線を増やす・減らす・設定する

パース定規の消失点やガイド線は移動ができますので1つの消失点を使い回しても問題ありませんが、パース定規の消失点やガイド線は増やしたり減らしたり設定をすることができます。

 

「定規ツール」で「パース定規」を選択し、ツールプロパティの「処理内容」で各項目を選択することでパース定規の消失点やガイド線の編集ができます。

クリスタ:パース定規(処理内容)

 

「消失点の追加」

クリスタ:パース定規(消失点の追加)

2本のガイド線をドラッグして表示させると、その交点に消失点が作成されます。

※1本目のガイド線を表示させた後に右クリックすると1本目のガイド線をキャンセルすることができます。

クリスタ:パース定規(消失点の追加)

 

2本のガイド線の角度によってはアイレベル上に消失点が作成されない場合もありますが、「オブジェクトツール」でその消失点をアイレベル上に移動させればピタッっとアイレベルの上で止めることができます。

クリスタ:パース定規(消失点の追加)

 

 

注意

ツールプロパティの「透視図法を変更」にチェックが入っている状態で消失点を追加すると、元の消失点と新しく作成された消失点を結んだ線がアイレベルとなってしまいます。

クリスタ:パース定規(透視図法を変更)

クリスタ:パース定規(透視図法を変更)

また、ツールプロパティの「透視図法を変更」にチェックが入っていない状態で追加した消失点は、アイレベル上に配置したりアイレベルから外したりすることができます。

クリスタ:パース定規(消失点を追加)

「消失点の削除」

クリスタ:パース定規(消失点の削除)

「消失点」もしくは消失点から伸びたガイド線をタッチすると消失点を消すことができます。

※最後の消失点を削除するとパース定規自体がなくなります。

クリスタ:パース定規(消失点を削除)

 

注意

三点透視などでアイレベル上以外の所に消失点がある場合、アイレベル上の消失点を削除することで残った消失点同士を結ぶ線がアイレベルになってしまいますので注意しましょう。

クリスタ:パース定規(消失点を削除)

「ガイドの追加」

クリスタ:パース定規(ガイドの追加)

ドラッグした点とその先にある1番近い消失点を結ぶガイド線を作成します。

クリスタ:パース定規(ガイドの追加)

 

「ガイドの削除」

クリスタ:パース定規(ガイドの削除)

消失点から伸びるガイド線にタッチすることでそのガイド線を消すことができます。

クリスタ:パース定規(ガイドの削除)

 

「消失点の固定」

クリスタ:パース定規(消失点の固定)

消失点もしくは消失点から伸びたガイド線にタッチすることで消失点を固定させることができます。

消失点を固定すると「オブジェクトツール」でも移動させることができなくなります。

※ガイド線の角度は変えることができます。

クリスタ:パース定規(消失点の固定)

 

もう1度タッチすると固定状態を解除できます。

 

「無限遠にする」

クリスタ:パース定規(無限遠にする)

ガイド線にタッチすると繋がっている消失点が消え、そのタッチしたガイド線の角度で平行線が引けるのガイド線(無限遠)になります。

クリスタ:パース定規(無限遠にする)

 

注意

「アイレベルを固定」にチェックが入っている状態でガイド線にタッチするとアイレベルと並行になるガイド線になってしまいます。

 

無限遠とは

普通のパースでは消失点で線が交差しますが、無限遠では決して交差しません(=平行線)。

 

立体感は表現したいが、遠近感は表現したくない場合などに利用します。

クリスタ:パース定規(通常/無限遠)

 

定規はレイヤー間を移動できる

パース定規を含む、レイヤー上に配置された定規は別のレイヤーに移動させることができます。

 

方法は簡単です。

「レイヤーパレット」の定規のアイコンを移動させたいレイヤーにドラッグするだけです。

クリスタ:定規のレイヤー移動

 

定規の削除方法

定規を削除したい場合は定規のアイコンを「レイヤーパレット」上部にあるゴミ箱のマークにドラッグするか、定規のアイコンを選択した状態でゴミ箱のアイコンを選択し、表示されるウィンドウで「削除」を選択することで定規を削除することができます。

クリスタ:定規の削除

クリスタ:定規の削除

※定規のアイコン上で右クリック→「定規を削除」と選択することでも定規を消すことができます。

 

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ):パース定規の「グリッド」で空間を把握しよう!

パース定規を使うとパース面のグリッドを表示できる!

パース定規をオブジェクトツールで選択した際、「ツールプロパティ」には「グリッド」の項目が表示されます。

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

「グリッド」の項目にある3つのボタンを押すことで各方向のグリッドを表示させることができます。

 

ちなみにグリッドとは格子状のガイド線のことを指します。

 

関連記事

クリスタ:グリッド・ルーラー【クリスタ:漫画制作サポート機能】グリッド・ルーラーのおすすめ設定!!

 

●左のボタン

「1点透視図法」や「パース定規ツール」から作成したパースですと以下のようなグリッドが表示されます。

通常のグリッドと同じ感じですね。

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

「2点透視図法」「3点透視図法」で作成したパース定規ですと以下のような表示になります。

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

●中央のボタン

どの透視図法でも以下のような表示になります。

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

●右のボタン

どの透視図法でも以下のような表示になります。

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

 

また、このグリッド表示のボタンは複数選択することも可能です。

クリスタ:パース定規(グリッド表示)

 

ちなみに「3点透視図法」ですとこんな感じです。

クリスタ:パース定規()グリッド

 

 

また、このグリッドの表示は最初に作成した消失点に対してのみです。

「パース定規ツール」で後から追加した消失点に対応したグリッドは表示されません

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

 

パース定規のグリッドのサイズ設定

「ツールプロパティ」のグリッドの項目の左にある「+」を選択すると「グリッドサイズ」という項目が表示されます。

クリスタ:パース定規(グリッドサイズ)

 

ここ数値を設定することでグリッドの間隔を変更させることができます。

クリスタ:パース定規(グリッドサイズ)

 

グリッドの表示位置変更

パース定規のグリッド表示位置はグリッドを表示している時だけ出てくるマークをドラッグ移動させることで変えることもできます。

クリスタ:パース定規(グリッドの移動)

 

パース定規のグリッド活用方法

グリッドに合わせて描画できる!

パース定規で表示したグリッドは、そのガイド線上に合わせて描画ツールで描画することができます。

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

規則的な線を描きたい時に利用できるでしょう。

注意

パース面のグリッドのガイド線によってできる1マスは実際見てもらえば分かるかと思いますが、正方形のパース面ではありません

また、2020年8月現在、グリッドのマス目の比率を変更する機能はないようです。

なぜ正方形にしなかったのか分かりませんが、そういう仕様のようですのでスナップ描画時にはそのことを意識して描画して下さい。

 

空間を立体的に把握できる!

グリッドを直接利用しなくてもこのグリッドを利用する意味はあります。

それが「空間の把握」です。

クリスタ:パース定規(グリッド)

 

このパース定規を使用して描こうとしている絵はどのような場所・空間であるのかが立体的に目で確認しやすくなります◎

 

パースを利用した背景(建物)を描く際のちょっとしたアドバイス

私自身もそこまで技術や知識があるわけではないですがその中でも知っていることを述べさせていただきます。

パースを利用した線がくっきりし過ぎて好まない場合

こうしたツールを利用して描いた線はくっきりなりがちです。

こういった線がお気に召さない場合はパース定規を下描きで使用して背景を描き、ペン入れはフリーハンドで描くというのも1つの手かと思います。

クリスタ:パース定規(ペン入れ)

 

もしくはCLIP STUDIO PAINTで制作した背景を印刷したものをトレース台を使用してアナログ原稿に描くといった方法もあるかと思います。

 

パースを利用して描いた面を等分割する方法

以下の記事にまてめてますので参考にしてみて下さい◎

クリスタ:等分割サムネ【クリスタならでは!】パース面や線を等分割する作業で使える機能!!

 

向きがバラバラの建物を描きたい時

建物や物が規則正しく並んでいる背景でしたらパース定規のガイド線も1回設定すればいいのですが、建物の向きがバラバラな場合はそれぞれに消失点を配置しましょう。

●建物などが規則正しく並んでいる背景

クリスタ:パース定規(背景)

●建物の向きがバラバラな背景

クリスタ:パース定規(背景)

その場合、消失点は同じアイレベル上に配置します。

 

パース面の建物の描き込み

角度にもよりますが、建物のパース面部分は自分が思っている以上に狭いです。

クリスタ:素材

 

ですのでパース面の幅を長くとってしまうと正面から見た時にかなり横長な建物になってしまいます。

パース(家)

パース面の描き込みは幅を狭い目にすることを意識するとリアリティが増します。

 

パース(漫画背景)

 

段差の描き込みでより立体感を出す

例えば窓を描く場合、シンプルに描くと↓

パース(窓)

↑このようになります。

よく見かける感じの絵ですが平面的ですね。

 

ここに「段差」を描き込むと↓

パース(窓)

↑このようになります。

 

ただ線を二重にして「段差」を表現しただけですがこれだけでも立体感が出ますね◎

 

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の「パース定規」紹介まとめ

パース定規の紹介は以上になります。

「定規がずれるのを気にしなくていい」、「原稿からかなり離れた所にも消失点を配置できる」という点がかなり便利ですね。

 

また、「ベクターレイヤー」で描けばはみ出した線もすぐ消せますし、修正も気軽にできます◎

ベクターレイヤー【これぞクリスタの特徴!】ベクターレイヤーでこんなことができる!!

 

背景描画の効率化、時間短縮をしたい場合はCLIP STUDIO PAINTの使用も検討してみて下さい◎

 

それではここまで閲覧ありがとうございました!

お疲れ様でした!!

 

ペイントツールのスタンダード【CLIP STUDIO PAINT PRO】

マンガ制作ソフトの最高峰【CLIP STUDIO PAINT EX】