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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。
イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)では自身でブラシの先端形状を制作してオリジナルのブラシを作成することができます。
今回はその中でも自作の模様・柄を連続で描画するブラシを作成する場合の注意事項を紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!
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CLIP STUDIO PAINT EXCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でブラシ素材を作成するための基礎知識
簡易的な説明ではありますが、クリスタでブラシ素材を作成する手順は以下のようになります。
クリスタでブラシ形状を制作する
↓
制作したブラシ形状を「画像素材」としてクリスタに登録
※「ブラシ先端形状として使用」に必ずチェック
↓
ブラシツールのサブツール詳細で「先端形状」を登録した画像素材に設定する
ここからさらに細かいブラシ設定がありますが、上記のような手順でクリスタで使用できるオリジナルのブラシ素材を作成することができます。
この手順において、ブラシ形状をクリスタで制作する際に複数のレイヤーを使用していたとしても最終的には1枚のレイヤーに結合させて(必要であればラスタライズして)から「画像素材」として登録を行います。
参考記事
クリスタで素材登録時の設定項目の意味を紹介します!!-素材のプロパティ-
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)ブラシ先端素材の失敗例と原因
制作したブラシ素材で描画すると模様に隙間ができる!?
例えば以下のような模様をブラシ先端に使用するために制作したとします。
この模様を素材登録(「ブラシ先端形状として使用」にチェック)し、
複製した任意のブラシツールの先端形状として設定し、模様が繋がるように「リボン」にチェックを入れます。
また、描画したい向きの縦横が逆になった場合は「向き」を「90」にするなどして角度も調整します。
参考記事
これでオリジナルブラシの完成です。
しかし、いざ描画しようとすると模様の間に隙間ができてしまいます。
【原因】クリスタのブラシ先端素材の描画部分は四角形の範囲となるから!
なぜ上記の模様では隙間ができてしまったのかといいますと、ブラシ先端素材として認識する範囲は四角形に収まる範囲となるからです。
先程の模様を四角形の中に当てはめると以下のように端に隙間ができているのが分かります。
これがブラシ素材で使用した時にできる隙間の原因なのです。
CLIP STUDIO STUDIO(クリスタ)隙間なく描画できるブラシ素材を作る方法!
【結論】クリスタのブラシ先端素材は四角形内に隙間ができないように制作しよう!
クリスタのブラシ先端素材として認識される範囲が四角形に収まる範囲なのであれば、その四角形内に隙間がないように追加描画、もしくはトリミングすればいいわけです。
この時、注意しなければならないのは、この画像を並べた時にキレイにつながるようにすることです。
追加描画する場合は「対称定規」を、トリミングする場合は「グリッド」を利用するといいでしょう。
このように四角形の範囲に隙間なく描画した模様を素材登録→ブラシ先端素材として設定すれば隙間なく模様を描画できるブラシにすることができます◎
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でブラシ素材を作る場合は「四角形」を意識しよう!
クリスタではご自身でカスタマイズしたブラシ素材を作成することができますが、その仕様を知らないと今回紹介した事例のようにうまく描画できなくなってしまいます。
逆にこの「四角形の範囲」という仕様を知ってさえいればそれを利用して様々なブラシ素材を作成していくことができます◎
そしてご自身の制作に合ったブラシ素材を増やしていくことで作品制作の効率も上がっていくと思いますので、うまくブラシ素材を活用していきましょう!
それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!
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