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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。
イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)が2023年7月27日にVer.2.1.0にアップデートされたことにより、「変形」機能にて「数値指定による移動」ができるようになりました。
今回はこの変形機能の新機能を紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!
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CLIP STUDIO PAINT EXCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)変形の新機能を利用できるのはVer.2.1.0以降
今回紹介するクリスタの変形の「位置」設定はVer.2.1.0から追加されたものですのでアップデートが必要です。
そのため、お手元のクリスタが無期限版(買い切りタイプ)の場合は「アップデートプラン」を契約するか、クリスタVer.3.0を購入する必要があります。
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CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)変形の「位置」で数値指定移動が可能に!
クリスタ変形時の設定項目に「位置」が追加!
クリスタではレイヤー上に描画した絵に対して、「変形」を行うことができます。
この変形時にツールプロパティもしくはサブツール詳細ウィンドウにて変形に関する設定・操作ができるのですが、ここに「位置」と「位置の単位」という項目が新しく追加されたのです。
クリスタ変形「位置」の意味
「位置」
変形時に表示される基準点「+」のキャンバス上での座標を表示しています。
「X」が横幅での座標、「Y」が縦幅での座標となり、それぞれの「0」地点はキャンバスの左上となっております。
画像では1000px × 1000px のキャンバスにて「X:500、Y:500」とありますので、キャンバス左上から右に500px、下に500pxの位置に基準点「+」があるということになります。
※「位置」の単位に関しては次項で説明します。
この「位置」のX値・Y値を変更することでその数値の座標の位置に基準点「+」が移動し、それに合わせて変形対象も移動します。
【補足】変形の基準点「+」を先に移動させることもできる
クリスタの変形時に表示される基準点「+」はペンで直接ドラッグすることや、「基準点」の項目で移動が可能です。
基準点「+」を移動させると「位置」のX値・Y値の数値も移動先の座標の数値になります。
基準点「+」を移動後に「位置」のX値・Y値を変更した場合もその数値の座標位置に基準点「+」が移動し、それに合わせて変形対象も移動します。
「位置の単位」
「位置」を表すX値・Y値の単位を「キャンバスの単位に合わせる」「cm」「mm」「in」「px」「pt」の6つから選択できます。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の変形で数値指定での移動が可能になった!
前項のように、クリスタの変形時に設定できる「位置」にて数値を変更しますと、それに合わせて変形対象が移動することができるようになりました。
例えば、「位置の単位」を「mm」にしてX値を10増やしますと、変形対象を右に10mm移動させることができるのです。
この機能によって変形対象の位置を数値指定によって移動・配置することができるようになりました!
キャンバス上において、「絵を〇〇mm移動させたい」といった場合に活用できるわけですね◎
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)変形の新機能で利用の幅が広がった!
今回紹介したクリスタVer.2.1.0の変形の新機能ですが、個人でイラストや漫画を描く方はそこまで利用する機会は少ないかもしれません。
しかし、クリスタでデザイン制作をやっている方や依頼主からの指示によってミリ単位の修正が必要になることもあるかと思います。
使用しているソフトでできることが増えるのは決して悪いことではないですからね◎
皆さんも1度変形の「位置」設定をお試しください!
それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!
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