クリスタの動作が重い時はメモリの設定を変えてみよう!!

皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。

イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)は多くの機能が搭載されているとても便利なペイントソフトです。

しかし機能が多い分どうしてもソフトとしては重いものとなり、古いデバイスなどで使用すると動作が重くなってしまいます。

そこで利用するのがメモリ設定です。

CLIP STUDIO PAINT内でメモリに関する設定を行うことでデバイスへの負荷を軽くすることができるようになります。

今回はその方法を紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!


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CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)とメモリの関係

メモリとは

「メモリ」とはパソコンなどのデバイスで作業・操作を行う際に利用する一時的な記憶装置のことを指し、「作業を行う机」とよく例えられます。

机が大きいほどより多くのものを置くことができ、複数の作業を同時に効率的に行うことができますよね。

それと同じように、メモリという領域があることによってインターネットのページを見ながら文章を作成したりフォルダを開いたりという作業が同時にできるというわけなのです。

また、机の上に物があふれていたら作業がやりにくいのと同じように、デバイスの動作をスムーズにするためにはこのメモリに「ある程度の空き領域」が必要です。

クリスタなどの動作が重くなった場合はこのメモリの空き領域が少なくなっている可能性があるのです。

MEMO

言葉のイメージからデータを保存する場所というイメージを持ちがちですが、デバイスでのデータの保存場所は「ストレージ」という別のものになります。

クリスタを使用する上での推奨メモリ

クリスタでは「動作環境」の紹介ページにて、クリスタをスムーズに使用するための推奨メモリが記載されています。

●パソコン・iPad

2 GB以上必須・4 GB以上推奨


●スマートフォン

3 GB以上必須・6 GB以上推奨


●Chromebook

4 GB以上必須・8 GB以上推奨

動作環境:コンピュータクリスタの動作環境「コンピュータ本体」の意味を解説します!

クリスタでのメモリ負荷率を確認する方法

クリスタでは「今クリスタを使用することでかかるメモリの負荷率」を確認することができます。

その確認場所が「情報パレット」です。

CLIP STUDIO PAINT画面の右上にあるナビゲーターパレットにて情報パレットのタブをタッチすることで開くことができます。

クリスタの情報パレット


この情報パレットの上部にある「システム」と「アプリケーション」の項目に表示されている数値がメモリの負荷率になります。

つまり今現在、使用可能なメモリの内で何%使用しているかが分かるのです。

クリスタのメモリ負荷率


●「システム」

「システム」では(クリスタを使用している)デバイス全体のメモリ負荷率が表示されています。

クリスタを含めた全てのソフト・アプリケーションのメモリ使用量から算出した数値になります。

「システム」のメモリ負荷率

=デバイス全体のメモリ使用量 ÷ デバイスのメモリサイズ


つまり、この「システム」の数値が100%に近いほどデバイス自体のメモリ空き領域が少なくなっているということになり、動作も重くなってしまうということになります。

MEMO

「システム」のメモリ負荷率は他のソフトやアプリケーションを閉じることで数値が下がる場合があります。

また、デバイスがバックグラウンドで自動的に行ってしまう動作をOFFにすることでもメモリ負荷率が下がる場合もあります。


●「アプリケーション」

「アプリケーション」ではクリスタのみのメモリ負荷率が表示されています。

この数値はクリスタのメモリ使用量を全体のメモリサイズで割っているのではなく、「クリスタが使用できるメモリサイズ」で割って算出しています。

「アプリケーション」のメモリ負荷率

=クリスタのメモリ使用量 ÷ クリスタが使用できるメモリサイズ


この「クリスタが使用できるメモリサイズ」は自分で設定することができます。

設定方法は後述の『パフォーマンス「アプリケーションへの割り当て」の数値を下げる』の項目で紹介します。

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のメモリ使用量を減らす方法・設定

CLIP STUDIO PAINT画面クリスタのウィンドウ・アイコン・項目がない時の見つけ方!!

クリスタの環境設定でメモリ使用量を減らす

クリスタ全体の設定を行うことができる環境設定にてクリスタのメモリ使用量を減らすことができます。

CLIP STUDIO PAINT画面上部から「ファイル」もしくは「CLIP STUDIO PAINT」を選択し、メニュー項目から「環境設定」と選択することで環境設定ウィンドウを開くことができます。

クリスタ:環境設定
MEMO

スマートフォン版クリスタの場合は、

CLIP STUDIO PAINT画面左上のメニューアイコン「≡」から「アプリ設定」→「環境設定」と選択することで環境設定画面にすることができます。

スマホ版クリスタのメニューアイコン

スマホ版クリスタの環境設定


関連記事

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パフォーマンス「アプリケーションへの割り当て」の数値を上げる

クリスタの環境設定にて、「パフォーマンス」にある「アプリケーションへの割り当て」の項目にて、そのデバイスが使用できるメモリの内何%をクリスタに割り当てるかを設定することができます。

クリスタ環境設定「アプリケーションへの割り当て」


使用できるメモリサイズと設定によって割り当てられたメモリサイズは下部に表記されています。

クリスタ環境設定「アプリケーションへの割り当て」(使用するメモリサイズ・仕様可能なメモリサイズ)


ここで表記されている「使用するメモリサイズ」が先述の「クリスタが使用できるメモリ」となるのです。

「アプリケーション」のメモリ負荷率

=クリスタのメモリ使用量 ÷ クリスタが使用できるメモリサイズ(使用するメモリサイズ)


この「アプリケーションへの割り当て」の数値を上げることでクリスタが使用できるメモリの量を増やすことができますので、その分動作が軽くなる場合があります。

注意

「アプリケーションへの割り当て」を100%に近付けますと、他のソフト・アプリケーションを使用するためのメモリがなくなってしまいますので数値を上げ過ぎないようにしましょう。

MEMO

パソコン版クリスタの場合、「アプリケーションへの割り当て」の変更を適応させるには1度クリスタを終了して改めて起動する必要があります。

パフォーマンス「取り消し回数」の数値を下げる

クリスタでは「取り消し」操作を行うことで作業工程を戻すことができます。

クリスタの取り消し


その「取り消し」を何回分まで戻すことができるのかを設定するのがクリスタ環境設定パフォーマンスにある「取り消し回数」の項目です。

クリスタ環境設定「取り消し回数」


「取り消し回数」の数値が大きいほど作業を戻せる回数が増えるわけですが、その回数分の作業をクリスタが記録することになるためにメモリの負荷が大きくなります。

「取り消し回数」の数値を下げることで、作業を戻せる回数は減ってしまいますがその分メモリの負荷が軽くなる場合があります。

ファイル「復元」を無効、もしくは一時保存の間隔を大きくする

クリスタ環境設定「ファイル」にある「キャンバスの復元を有効にする」の項目にチェックを入れますとクリスタが不具合で強制終了した場合、次に起動した際に未保存の制作データを復元(自動バックアップ)することができるようになります。

その復元される制作データは直前のものではなく、一定時間ごとに一時保存される制作データになり、その一時保存の間隔は「復元情報の保存間隔」の項目で設定することができます。

クリスタ環境設定「復元」


クリスタでの作業中、たまに以下のようなウィンドウが表示されるのはこの一時保存を行っているためです。

クリスタ「復元情報の保存」


こちらもクリスタで一時的に制作データを保存するわけですのでメモリの負荷になるのです。

自動バックアップはありがたい機能ですので、できれば有効にしておきたいところですが無効にすることでメモリの負荷を軽くできる場合があります。

また、「復元情報の保存間隔」が短いと頻繁に一時保存の作業が行われるため、この間隔を大きくすることでも作業がスムーズになります。


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クリスタでの作業量でメモリ使用量を減らす

メモリに関する設定とは異なりますが、クリスタ内でどれだけの作業を行うかによってもメモリ使用量は変わってきます。

不要なキャンバスを閉じる

パソコン版クリスタでは複数のキャンバスを開くことができ、作業画面上部にあるキャンバスタブを選択することで表示を切り替えることができます。

クリスタのキャンバスタブ


しかしキャンバスの数が増えれば増えるほどメモリの負荷も大きくなりますので、クリスタの動作が重くなってきたと感じた場合は不要なキャンバスを閉じましょう。

レイヤー数を減らす

クリスタに限らずデジタルペイントソフトは複数のレイヤーを重ねて1枚のイラストもしくは漫画を制作します。

クリスタ:レイヤー
レイヤー:サムネクリスタでキャンバス作成後はレイヤーを作って絵を描こう!!


このレイヤーも増えすぎますとその分メモリに負荷がかかりますのでクリスタの動作が重くなってきたと感じた場合は(制作面で問題なければ)結合するなどをしてレイヤーの数を減らしましょう。

キャンバスサイズ・ブラシサイズを小さくする

キャンバスやブラシのサイズが必要以上に大きいとクリスタの動作が重くなる場合があります。

もし可能であるのならば、キャンバスサイズやブラシサイズを小さくして制作を行いましょう。

クリスタのメモリを削除して負荷を減らす

CLIP STUDIO PAINT画面上部から「編集」→「メモリをクリア」→「ヒストリー」と選択し、表示されるウィンドウで「OK」を選択することでヒストリーパレットの内容を削除するとができ、それによってメモリ使用量を減らすことができます。

クリスタ「メモリをクリア」(ヒストリー)

クリスタ「メモリをクリア」(ヒストリー)確認ウィンドウ


ヒストリーパレットはCLIP STUDIO PAINT画面右下にあるレイヤーパレットにてヒストリーパレットのタブを選択することで開くことができます。

クリスタのヒストリーパレット


ヒストリーパレットではその名の通り、作業工程が記録されており、過去の作業作業工程を選択することでその段階まで作業を戻すことができます。

先述の「取り消し」はこのヒストリーパレットの作業工程を1つずつ戻っていっているというわけですね。


クリスタのヒストリーを削除しても再び作業を続ければまたヒストリーパレットにその作業が記録されていくのですが、「メモリをクリア」で削除することで一時的にメモリ使用量を減らすことができます。

注意

ヒストリーを削除すれば当然ですがその工程までの「取り消し」操作ができなくなります。

「取り消し」操作が不要な場合のみ削除しましょう。

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の設定・操作でメモリ使用量を抑えて動作を軽くしよう!

今回紹介した方法を利用すれば、大幅な改善とは言えませんがある程度のメモリ使用を抑えることができ、クリスタの動作を軽くすることができるかと思います。

とは言え、私の手元にある10年以上前のノートパソコンでもクリスタは割と動いてくれますのでクリスタの動作に関してはそこまで気にする必要はないかと個人的には思います。


また、これからクリスタの購入を検討するという方は無料体験版がありますのでそちらでお手元のデバイスでの動作を確認してみてはいかがでしょうか。

CLIP STUDIO PAINT:体験版クリスタ無料体験版のダウンロード・使用方法!-全工程の画像付き-


それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!


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