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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。
今回はイラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)にて実行できる「色調補正」の1つである「2値化」の設定内容を紹介させていただきます。
それではよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!
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CLIP STUDIO PAINT EXCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の色調補正とは
クリスタでの色調補正の基本的な機能・使い方は以下の記事で紹介していますので参考にしていただければと思います。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)色調補正:2値化の設定内容!
クリスタ色調補正「2値化」とは
クリスタの色調補正の選択肢から「2値化」を選択することで設定ウィンドウを開くことができます。
↓
クリスタ色調補正「2値化」はグレースケールやカラーのイラスト・画像を白色と黒色のモノクロ表示に変換することができます。
クリスタ色調補正設定「閾値」
※「しきいち」「いきち」と読みます。
2値化設定ウィンドウ下部のスライダー、もしくは数値入力(1~255)で設定します。
こちらで白色と黒色に変換する際の境目となるグレー濃度を設定します。
スライダーを右側に移動する、もしくは数値が大きいほど黒色に変換する面積が大きくなります。
中間のグレー濃度を境目にしたい場合は中間値の「127」にしましょう。
クリスタ色調補正設定「透明度を残す」
※こちらは「編集」メニューから色調補正を実行した時のみ表示される項目です。
チェックを入れますと、筆ツールなどで「透明部分のある色」が編集対象となるレイヤーに描画されている場合にその透明度に合ったグレーに変換されるようになります。
※レイヤーの「不透明度」とは関係ありません。
「2値化」という名称ですが、グレーにも変換できるようになるわけですね。
ちなみにチェックを外しますと透明部分がある色も白色か黒色のどちらかに変換されます。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)色調補正:2値化の使用例
モノクロ表現に変換
1番オーソドックスな使用方法かと思います。
色調補正レイヤーを使用すれば、その下に配置されたレイヤー全てに2値化の効果を与えることができます。
線画の色を黒くする
クリスタでの線画抽出や自動陰影機能を利用する時など、線画が黒色の方が都合がいい場合があります。
そういった際に、黒色以外の色で描画された線画を2値化で黒色に変換することができます。
参考記事
撮影した作品をくっきりさせる
アナログで制作したモノクロ作品をカメラで撮影してデータ化した画像に対して「2値化」を実行することでくっきりとしたモノクロ表示にすることができます。
また、撮影した下描きの薄い線をくっきりさせる際にも利用できます。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)色調補正「2値化」で簡単モノクロ変換!
クリスタ色調補正「2値化」はメインとなる設定項目も1つだけであり、補正内容もモノクロ表示に変換するものといったとてもシンプルな機能になります。
クリスタ色調補正の中でも利用しやすいものですので、お気軽にお試しください◎
それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!
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