クリスタで膨らみ表現!レリーフフィルターの使い方!!

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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。

イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)のVer.5.1からフィルター機能に「レリーフ」が追加されました。

今回はこの「レリーフ」フィルター機能の使い方・設定内容を紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!


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参考記事:クリスタを購入する3つの方法と手順紹介!!

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のフィルター機能とは

クリスタのフィルター機能の基本的な使い方・仕様は以下の記事で紹介していますので参考にしていただければと思います。

クリスタ:フィルターの使い方と仕様!

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のレリーフフィルターとは

クリスタで画像が膨らんでいるような表示に変換できるフィルター機能!

クリスタのレリーフフィルターは数あるフィルター機能の1つです。
クリスタに読み込んだ画像や絵をぷっくりと膨らんでいるような立体感のある表現に変換できます。

※レリーフ(relief)=浮き彫り

クリスタのレリーフフィルター


また、その変換具合も各設定項目の入力値によって調整することができます。

注意

使用する画像やイラストは自身が著作権を所有しているもの、もしくは著作権を所有している方から許諾を得ているものにしましょう。

無断で他人の画像やイラストを使用・加工するのは著作権違反です。

レリーフフィルターが使えるのはクリスタVer.5.1以降

今回紹介する「レリーフフィルター」はVer.5.1からの機能のため、お手元のクリスタをVer.5.1以降にアップデートする必要があります。

そのため、お手元のクリスタが無期限版(買い切りタイプ)の場合は「アップデートプラン」を契約する必要があります。

【クリスタ】アップデートプラン詳細と契約から利用開始までの手順!!

ポイント

クリスタを月額利用で使用している場合は追加料金なしで最新版にアップデートできます。

クリスタ「レリーフ」フィルターの利用方法!

困った時は:クリスタのウィンドウ・アイコン・項目がない時の見つけ方!!

「レリーフ」フィルターの利用条件

●ラスターレイヤーのみ利用可能
「レリーフ」フィルターはラスターレイヤーでのみ利用可能です。

そのため、それ以外のレイヤーにフィルター機能を使用したい場合はラスターレイヤーに変換(ラスタライズ)する必要があります。

※元のレイヤー機能はなくなりますので注意しましょう。

ラスタライズは変換したいレイヤーを選択している状態でCLIP STUDIO PAINT画面上部から「レイヤー」→「ラスタライズ」と選択することで実行できます。

クリスタ「ラスタライズ」


●「表現色」は「カラー」「グレー」でのみ利用可能
クリスタの「レリーフ」フィルターはレイヤーの表現色が「カラー」もしくは「グレー」に設定している時のみ利用可能です。

クリスタのレイヤープロパティ(表現色)

クリスタのフィルターメニューから「レリーフ」を選択しよう!

クリスタで「レリーフ」フィルターを使用する手順は2つあります。

クリスタのフィルターメニュー「フィルターギャラリー」から使用する方法

クリスタのレイヤーパレットにて対象のレイヤーを選択している状態で
CLIP STUDIO PAINT画面上部「フィルター」から「フィルターギャラリー」と選択し、「選択中のレイヤーに適用」か「全体に適用(統合レイヤーを追加)」のどちらかを選択します。

※シンプルモードの場合は「効果」アイコンを選択します。

クリスタフィルターメニュー「フィルターギャラリー」
MEMO

●「選択中のレイヤーに適用」

現在選択しているレイヤーのみにフィルターギャラリーの効果を適用します。


●「全体に適用(統合レイヤーを追加)」

表示されている全レイヤーのコピーを結合したレイヤーを作成し、そのレイヤーに対して「効果」「フィルターギャラリー」の内容を適用します。
※つまり、元のレイヤーはそのまま残ります。


この時、対象レイヤーが前項で紹介した条件に当てはまっていない場合は以下のようなメッセージが表示され、
「ラスタライズ」や「カラーに変換」を選択するとこの場でラスタライズや表現色の変換が可能です。

クリスタフィルターギャラリーのラスタライズ通知ウィンドウ
クリスタフィルターギャラリーの表現色変更通知ウィンドウ
MEMO

表現色を「カラー」に変換してもレイヤー上の色はそのままです。


フィルターギャラリーのウィンドウが開きましたら選択肢の中から「レリーフ」を選択しましょう。

※「レリーフ」がウィンドウ外に隠れている場合は選択肢をスクロールしてみましょう。

クリスタのフィルターギャラリー「レリーフ」


すると下部に設定項目が表示されますのでここで目的の表現に合うように各項目の数値を入力・調整して「OK」を押すことで選択中のレイヤーを変換することができます。

※キャンバスサイズ・解像度によっては変換に数秒かかる場合があります。

クリスタのフィルターギャラリー「レリーフ」の設定項目


参考記事

クリスタ「効果」「フィルターギャラリー」機能の使い方!!

クリスタのフィルターメニュー「効果」から使用する方法

クリスタのレイヤーパレットにて対象のレイヤーを選択している状態で
CLIP STUDIO PAINT画面上部「フィルター」から「効果」→「レリーフ」と選択しましょう。

※選択中のレイヤーがレリーフフィルターを使う条件に当てはまっていない場合は選択することができません。

クリスタのフィルターメニュー「レリーフ」


すると以下の設定ウィンドウが開きますのでここで目的の表現に合うように各項目の数値を入力・調整して「OK」を押すことで選択中のレイヤーを変換することができます。

※キャンバスサイズ・解像度によっては変換に数秒かかる場合があります。

クリスタのレリーフフィルター設定画面

【補足】レリーフフィルター使用時のポイント

レリーフフィルターはパーツ別に使用した方がよい

文字やオブジェクト(物)など、キャンバス上にある複数の対象物にレリーフフィルターを使用したい場合はパーツ別にレイヤー分けして使用しましょう。

その方がより細かい表現が可能になります。

クリスタのレリーフフィルター(レイヤー別)


また、パーツ別にレリーフフィルターを使用する場合でも光源(太陽アイコン)の位置は同じ方向にすることを意識しましょう。
パーツごとに陰の位置が異なると違和感が出てしまいます。

※「光源(太陽アイコン)」の詳細は後述の『CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)レリーフフィルターの設定項目の意味』で説明します。

クリスタのレリーフフィルター(レイヤー別の光源)

透明色の描画で膨らむ箇所を指定できる

レリーフフィルターで膨らみ表現に変換する場合、描画内容に関係なく描画部分全体が膨らむように変換されます。

クリスタのレリーフフィルター(描画内容関係なし)


そのため、描画部分を透明色の描画で分割することで膨らむ箇所や陰の位置を指定することができます。

クリスタのレリーフフィルター(透明色の描画)

「角」がない方が自然な膨らみにできる

レリーフフィルターは丸く膨らむ表示に変換させるので、使用する対象は角が丸みのあるものの方が比較的自然な膨らみ表現にできます。

※必ずしも角を丸くしないといけないわけではありません。

クリスタのレリーフフィルター(角あり)
クリスタのレリーフフィルター(角丸)

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)レリーフフィルターの設定項目の意味

ポイント

クリスタのフィルター設定ウィンドウにて「プレビュー」にチェックを入れておけば設定内容を変更した際にすぐその変化を画面上で確認できるようになります。

※初期状態で既にチェックが入っています。

クリスタのレリーフフィルター設定「プレビュー」


ちなみに「フィルターギャラリー」の場合は以下のアイコンを押している間だけプレビューをOFFにできます。

クリスタのフィルターギャラリー「プレビューアイコン」

クリスタのレリーフフィルター設定:[太陽アイコン]

レリーフフィルターの設定中、キャンバス上、もしくはプレビュー画面上に[太陽アイコン]が表示されます。

クリスタのレリーフフィルター[太陽アイコン]


こちらは「光源の位置」を表しており、[太陽アイコン]をドラッグ移動することで変換対象の絵の光の当たり具合・陰の位置を変更することができます。

クリスタのレリーフフィルター[太陽アイコン]の位置の違い


また、[太陽アイコン]はキャンバスの中央に近付くほど明るい光源になり、外側にいくほど暗い光源になります。

クリスタのレリーフフィルター「光源」の位置による明るさの違い

クリスタのレリーフフィルター設定:陰の濃さ

クリスタのレリーフフィルター「陰の濃さ」


膨らみ表現時に出る陰の濃さを「0」~「100」の数値で設定します。
数値が大きいほど陰が濃くなります。
(初期値は「50」です)

クリスタのレリーフフィルター「陰の濃さ」数値の違い

クリスタのレリーフフィルター設定:光沢

クリスタのレリーフフィルター「光沢」


光沢感の強さを「0」~「100」の数値で設定します。
数値が大きいほど光源による光の反射部分(ハイライト)の表示が強くなり、範囲が小さくなります。
(初期値は「50」です)

クリスタのレリーフフィルター「光沢」数値の違い
★ポイント!

「光沢」の数値によって表現するものの素材感を変えることもできます。

クリスタのレリーフフィルター設定:高さ

クリスタのレリーフフィルター「高さ」


膨らみ表現の高さを「1」~「100」の数値で設定します。
数値が大きいほど高く丸い表現になり、小さいほど低く平らな表現になります。
(初期値は「100」です)

クリスタのレリーフフィルター「高さ」数値の違い

クリスタのレリーフフィルター設定:なめらかさ

クリスタのレリーフフィルター「なめらかさ」


レリーフフィルターは変換対象の形状によってはシワが出たり、デコボコな表示になる場合があります。

こういった膨らみ表現による表面のなめらかさを「0」~「50」の数値で設定します。
数値が大きいほど張りのあるなめらかな表現になります。
(初期値は「20」です)

クリスタのレリーフフィルター「なめらかさ」数値の違い
★ポイント!

変換対象によっては、数値を上げることで立体感が失われる場合もありますので注意しましょう。

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でレリーフフィルターの使用例

立体感のあるオブジェクトの作成

クッションやぬいぐるみなど、実際に膨らみのあるモノを描画してレリーフフィルターを使用することでよりリアルな表現が可能になります。

クリスタのレリーフフィルターでぬいぐるみ制作
MEMO

画像のぬいぐるみは、「身体」「鼻・お腹」「目」を別レイヤーに分けてそれぞれにレリーフフィルターを使用しています。

立体感のある文字・記号の表現

テキストや記号をフィルターで使用できるようにラスタライズし、レリーフフィルターを使用することで立体感のある文字・記号を作成することができます。

クリスタのレリーフフィルターで文字を立体化


「高さ」の数値を大きくすれば丸く膨らんだ表現に、小さくすれば平面が浮き上がったような表現にできます。

クリスタのレリーフフィルター「高さ」の表現の違い

彫刻表現

「レリーフ」がそもそも「浮き彫り」という意味ですので、パーツ別に分けて描画し、レリーフフィルターを使用すれば彫刻風な表現ができます。
(表現したい彫刻の材質によって「光沢」の数値を調整しましょう)

クリスタのレリーフフィルターで彫刻表現
MEMO

レリーフフィルターで膨らませる部分以外の個所は別のレイヤーで色を塗っておく必要があります。

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のレリーフフィルターで立体物を楽に作成できるようになった!

クリスタVer.5.1で追加された「レリーフ」フィルターはお手軽に描画部分を膨らみ表現に変換できるフィルターです。

今までのフィルターと異なり、光や陰の表示もできるのでよりリアルな立体表現が可能になります。

また、イラストだけでなく、ポスターなどをデザインする際にも利用できる便利なフィルターですのでご興味のある方はぜひご利用ください◎


それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!


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参考記事:クリスタを購入する3つの方法と手順紹介!!


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