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クリスタCELSYSフォルダの保存場所はここ!Windows版

皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。

2021年6月24日、イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)はVer.1.10.13にアップデートされました。

これにより、Windows版クリスタにおいて、クリスタを使用するために必要なCELSYSフォルダ」の保存場所が変更されました。

今回は新しいバージョンにおけるWindows版クリスタのCELSYSフォルダに関して紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!


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CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)におけるCELSYSフォルダとは

※「フォルダ」「フォルダー」と2種類の呼び方がありますが意味は同じです。この記事では「フォルダ」で表記しています。

クリスタを使用するのに重要なCELSYSフォルダ!

「CELSYSフォルダ」とはパソコンにクリスタのソフトをダウンロード・インストールした時に必ずパソコン内に自動で作成・保存されるフォルダです。

※「CELSYS_〇〇」と末尾にアルファベットが付いている場合もあります。

クリスタのCELSYSフォルダ


「CELSYSフォルダ」にはクリスタの設定情報やバックアップデータ、ダウンロードデータなどが保存されており、クリスタを使用する上でも重要なフォルダになります。

そのため、

基本的にCELSYSフォルダは編集せず、場所も移動してはいけません。

CELSYSフォルダを編集、移動させるとクリスタの動作に不具合が生じる可能性があります

Windows版クリスタVer.1.10.13より前のCELSYSフォルダの場所と問題点

Ver.1.10.13にアップデートされる前のWindows版クリスタでは、CELSYSフォルダは「ドキュメント」フォルダに保存されており、簡単に開くこともできました。

今までこの保存場所でも大きな問題にはならなかったのですが、近年オンラインストレージサービス」の利用による問題が発生したのです。

MEMO

「オンラインストレージサービス」とは、インターネット上にフォルダや画像などのデータを保存するサービスです。パソコンの空き容量を確保したり、離れている人同士でデータを共有できるなどの利点があります。

「Googleドライブ」や「Drop box」などが有名ですね


その問題というのがオンラインストレージサービスによるバックアップ機能です。

パソコン内のデータを自動でオンラインストレージに移動・保存させてデータを守るというもので、このバックアップ機能を利用しているとCELSYSフォルダもオンラインストレージに移動されてしまうのです。

先述のようにCELSYSフォルダが別の場所に移動してしまうとクリスタがうまく動作してくれなくなります。

そのため、オンラインストレージサービスを利用する際はバックアップ機能を停止する必要がありました。

もしCELSYSフォルダが移動された場合でも、「ドキュメントフォルダ」内にCELSYSフォルダを自分で移動させて戻し、CLIP STUDIO画面右上の歯車アイコン→「メンテナンスメニュー」→「素材データベースの再構築」と選択することでCLIP STUDIO PAINT内の設定を戻すことができます。

クリスタ:素材データベースの再構築

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)Ver.1.10.13でのCELSYSフォルダの保存場所

クリスタのCELSYSフォルダは隠しフォルダに保存されるようになった

クリスタVer.1.10.13でのCELSYSフォルダの保存場所は

C:」→「Users」→「(ユーザー名)」→「AppData」→「Roaming」→「CELSYSUserData」→「CELSYS」

と進んだ場所になります。

この「AppData」というのは隠しフォルダになります。

隠しフォルダとはパソコン内にある初期設定では表示することができないフォルダのことです。

MEMO

Windowsの隠しフォルダはパソコンの設定により表示させることは可能です。


ただし、CELSYSフォルダ内の必要なフォルダはクリスタ側の操作で開くことが可能ですのでパソコン側で隠しフォルダを表示させる必要はありません。

CELSYSフォルダ内の必要なフォルダの開き方は後述の『CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のCELSYSフォルダにあるバックアップデータを開きたい場合』を参考にしてください。


CELSYSフォルダの保存場所をこの隠しフォルダにすることで、先述のオンラインストレージサービスのバックアップ機能などのパソコン内のフォルダを編集する機能・サービスも問題なく利用することができるという利点が生まれます。

以前のバージョンからクリスタをアップデートした場合はCELSYSフォルダの保存場所は変わらない

今回のアップデートによるクリスタのCELSYSフォルダの新しい保存場所は、Ver.1.10.13以降のクリスタを新しくダウンロード・インストールした場合の保存場所になります。

つまり、Ver.1.10.12以前のクリスタからVer.1.10.13にアップデートした場合、Windows版クリスタのCELSYSフォルダの保存場所はドキュメントフォルダのままです。

どちらにCELSYSフォルダが保存されていたとしてもクリスタの動作に問題はありません。

また、今回のアップデートによってCELSYSフォルダをドキュメントフォルダからAppDataフォルダへ移動させる機能も追加されましたので任意で保存場所の移動が可能となります。

クリスタの機能を利用してCELSYSフォルダをドキュメントから隠しフォルダへ移動する方法

【注意点】同期・バックアップ設定は一時的に停止しよう

オンラインストレージサービスなどでパソコン内データの同期やバックアップ設定をしている場合、CELSYSフォルダの移動が失敗する可能性があります。

そのため、クリスタの機能を利用したCELSYSフォルダの移動を行う時は一時的に同期やバックアップ設定は停止しておき、移動が完了した後に再び設定し直しましょう。

CLIP STUDIOのメニューからCELSYSフォルダを移動させる

※CLIP STUDIO PAINTを終了している状態で行いましょう。

クリスタのCELSYSフォルダの移動はCLIP STUDIO (PAINTではない)で行います。

デスクトップの「CLIP STUDIOのアイコン」をダブルクリック、もしくはスタートメニュー内の「CLIP STUDIO」をクリックてCLIP STUDIOを起動させましょう。

クリスタアイコン
CLIP STUDIOメニュー

CLIP STUDIO


CLIP STUDIOが起動しましたら右上の歯車アイコンから「メンテナンスメニュー」→「ユーザーデータフォルダーの移動」と選択します。

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動」


すると以下のウィンドウが表示されますので「移動する」を選択します。

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動」


するとCLIP STUDIOが閉じて以下のウィンドウが表示されますので「はい」を選択しましょう。

※この段階ではまだCELSYSフォルダの移動は開始されません。

CLIP STUDIO「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」
MEMO

私が「移動する」を選択した時はすぐにウィンドウが表示されず、下部に表示されているアイコンをタッチするとウィンドウが表示されるという流れになりました。

「CLIP STUDIOがアクセス許可を要求しています」


するとユーザーデータフォルダー(CELSYSフォルダ)を移動するためのツールが起動されます。

画面に従い「次へ」を選択しましょう。

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動ツール」


「次へ」を選択しますと以下のような確認ウィンドウが表示されます。

CLIP STUDIO系のソフトを起動している場合はここで終了させ、「次へ」を選択しましょう。

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動ツール」(確認)


すると最後の確認ウィンドウが表示されます。

ここで「OK」を選択しますとCELSYSフォルダの移動が開始されます

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動ツール」最終確認


後は表示されるバーが溜まるまで待ちましょう。

私の時は13分ほどかかりました。

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動」(セットアップステータス)


CELSYSフォルダの移動が完了しますと以下のウィンドウが表示されます。

「次へ」を選択しましょう。

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動」(バックアップ)
MEMO

このウィンドウに表記されている通り、CELSYSフォルダが元々保存されていたドキュメントフォルダにはバックアップデータとしてコピーされたフォルダが保存されます。

(不要なら削除していただいても構いません)

クリスタのCELSYS_Backupフォルダ


最後に以下のウィンドウが表示されましたら「完了」を選択しましょう。

これで全ての作業が終わりました。

クリスタ「ユーザーデータフォルダーの移動」(完了)

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のCELSYSフォルダにあるバックアップデータを開きたい場合

クリスタには制作データを守るバックアップ機能がある

クリスタには制作データを自分で「(上書き)保存」した時と、環境設定で指定した時間が経過した時に自動でCELSYSフォルダ内にその制作データを複製・保存するバックアップ機能があります。

クリスタの環境設定「キャンバスの復元を有効にする」
クリスタの環境設定サムネ初心者に知ってほしいクリスタの環境設定18選!!


もし何らかの理由でクリスタが強制終了してしまった場合、次にクリスタを起動させるとこのバックアップデータから自動で制作中だったデータを復元してくれるのです。

注意

クリスタのバックアップ機能はCLIP STUDIO PAINTのソフトが強制終了してしまった場合に利用できるものであり、パソコン自体の故障などでデータが消えた場合には対応できません。

こういった事態を防ぎたい場合はクリスタの「クラウド」機能を利用しましょう。

クリスタのクラウドサムネクリスタはクラウドで複数デバイスとデータ共有が可能です!!


このクリスタのバックアップ機能によって保存されるデータは直前(最新)のデータだけではありません。

最大20まで過去のバックアップデータが保存されています。

そのため、CELSYSフォルダから呼び出すことで少し前のデータも復元させることができるのです。

クリスタCELSYSフォルダのバックアップデータが保存されているフォルダを開く方法

クリスタが強制終了した直後に起動させた時以外でクリスタのバックアップデータを開く方法ももちろんあります。


まずはCLIP STUDIO(PAINTではない)を起動しましょう。

CLIP STUDIO


そしてCLIP STUDIO右上の歯車アイコンから「メンテナンスメニュー」→「PAINTバックアップデータの保存場所を開く」と選択します。

※「PAINTバックアップデータの保存場所を開く」はクリスタVer.1.10.13から新しく追加されたメニュー項目です。

クリスタ「PAINTバックアップデータの保存場所を開く」


これでクリスタが自動でバックアップしてくれたデータを保存している(隠し)フォルダを開くことができます。

クリスタCELSYSフォルダのバックアップデータ


各フォルダを開きますとCLIP STUDIO PAINT形式データが保存されています。

クリスタのバックアップデータ


ちなみに

  • DocumentBackup:上書き保存時のバックアップデータ
  • InitialBackup:ファイルを開いて一度目の上書き保存時のバックアップデータ
  • RecoveryBackup:強制終了時の一時バックアップデータ

となっています。

CELSYSフォルダがドキュメントフォルダにある場合

CELSYSフォルダを移動させず、ドキュメントフォルダに保存したままの方はエクスプローラーから

「ドキュメント」→「CELSYS」→「CLIPStudioPaintData」

と進むことでバックアップデータを開くことができます。

クリスタ:バックアップ

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のCELSYSフォルダまとめ

クリスタのCELSYSフォルダは大切なフォルダですがクリスタで制作をする上ではそこまで触れることのないフォルダです。

しかし、CELSYSフォルダにはバックアップデータなど緊急時に必要なフォルダーも入っており、今回クリスタがVer.1.10.13にアップデートしたことにより保存場所が変更されたこともあって今回紹介させていただきました。

とは言え、以前からクリスタを使用しており、CELSYSフォルダの保存場所もドキュメントフォルダのままでいいという方は今まで通りで問題ないでしょう。

Windowsパソコンでクリスタを使用している方は知識だけでも入れておいていただければなと思います。

それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!


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