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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。
山本電卓と申します。
イラストと漫画は同じ絵を描く作業ですが、様々な違いがあります。その中の1つが絵のサイズのバリエーションです。
漫画を描くとなりますと、大きなコマでキャラの顔を大きく描くこともあれば全体を見せるために全身を小さく描くこともあります。
しかし、人それそれ描きやすい絵のサイズがあるかと思います。
それ以外のサイズで描こうとすると同じキャラなのになんだかバランスが崩れてしまうといった経験もあるのではないでしょうか。
しかし!
イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)で漫画を制作すればそういった問題も解決できるのです!
今回はCLIP STUDIO PAINTを使った自分の描きやすいサイズのみで漫画を描く方法を紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします
( `・∀・´)ノ!
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CLIP STUDIO PAINT EX自分が描きやすい絵のサイズとは?
自分がどのサイズで絵を描きやすいのかは人によって様々です。感覚や好みだったり、自身の手の大きさによっても変わってきます。
絵の練習や息抜きなどで何の意識もせず描くサイズが描きやすい絵のサイズと言えるでしょう。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)で描きやすいサイズのみで漫画が描ける理由
クリスタの「拡大・縮小」機能で好きな大きさにできる!
クリスタでは描画した絵を変形できる機能があります。
その中の1つに絵の大きさを変更する「拡大・縮小」機能があります。
この機能を利用すれば、自分が描きやすいサイズで絵を描き、その後で漫画として必要なサイズに拡大・縮小することができます。
↓
つまり、描きにくいサイズで描く必要はないのです。
ペン入れした絵を拡大・縮小した場合、その絵がいかにも拡大・縮小しましたといったような「違和感」を感じる場合は下描き制作時に自分の描きやすい絵のサイズで描き、それを拡大・縮小するといった方法もできます。
その拡大・縮小した下描きを元にペン入れすれば、バランスも整った違和感のない線画を描くことができますね。
また、漫画では「目のアップ」などキャラの一部のみをコマ内に描く場合も多くあります。
最初から大きいサイズで描くと全体のバランスが分からなくなってしまうこともあったり、バランスを見るために下描きでコマ枠外にもキャラを描いたとしても用紙が足りなくなるといったこともあります。
しかし拡大・縮小機能を利用すればそういった問題も解消できるわけです。
※拡大率によっては動作完了まで時間がかかる場合があります。
クリスタ特有の「ベクターレイヤー」でぼやけを防げる!
絵を拡大・縮小する機能だけであれば他のペイントソフトでも搭載されています。
それなのになぜクリスタがいいかと申しますとクリスタ特有の「ベクターレイヤー」の存在です。
クリスタで使えるベクターレイヤーは絵を描いていくレイヤーの1種で、描画した線をデータ化することで修正が簡単にできるようになるレイヤーです。
通常、ペイントソフトで絵を拡大・縮小などの変形を行うと絵がそのたびにぼやけていきます。
しかし、クリスタのベクターレイヤーに描いた絵はデータ化されているため、拡大・縮小などの変形を何度行おうと一切ぼやけが発生しません!
そのため、漫画制作においても絵を納得のいくまで拡大・縮小を行うことができるのです。
クリスタの「ベクターレイヤー」は線の太さも調整できる!
絵を拡大・縮小する際、線の太さも気になりますよね。
絵を拡大・縮小するわけですから、線もそれに合わせて太くなったり細くなったりします。
しかし、クリスタのベクターレイヤーに描画した絵を拡大・縮小する場合、ツールプロパティ、もしくはサブツール詳細ウィンドウの「ベクターの太さを変更」のチェックを外すことで線の太さを変更せずに拡大・縮小ができるようになります。
また、クリスタの「線幅修正ツール」で描画した線をなぞりますとツールプロパティの設定に応じて線の太さを部分的に変更することもできます。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)には漫画制作を補助してくれる機能がたくさん!
人間の手の稼働域や手の大きさなどによって描きやすい・描きにくい絵のサイズというのは少なからず存在します。
しかし今回紹介したように、クリスタの機能を利用すれば自分の描きやすいサイズだけを描画して漫画に当てはめることができるようになります。
もちろん、苦手を克服するために頑張って漫画制作を行うのも大事なことです。
それでも描いてはやり直し、描いてはやり直しを繰り返して気持ち的に疲れてしまった時は拡大・縮小機能を利用してはいかがでしょうか。
漫画の目的は描くことではなく、完成させて読者に読んでもらうことですから◎
また、左向きの顔が苦手な方は右向きを描いて左右反転変形したり、コマ枠を簡単に作成したりとクリスタには漫画制作を補助してくれる機能がたくさん搭載されていますのでどんどん利用してみて下さい◎
それではここまで閲覧ありがとうございました!
お疲れ様でした!!
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