漫画完成への道!マンガ漫画は漫画家の参考書ではない

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皆さん、本日も閲覧ありがとうございます。

山本電卓と申します。


漫画を完成させる要素の1つに「自信」というものがあります。

「自分の漫画は面白い」という自信ですね。

その「自信」が作品を完成まで運んでくれます。


しかし、作品を長期間かけて描いているうちに「これではダメなんじゃないだろうか」とか「本当に面白いのだろうか」という気持ちに自信がどんどん削られていき、最終的には未完成に終わってしまうということも少なくありません。


そういった自信が削られていくきっかけの1つにマンガ漫画が挙げられるのではないでしょうか。

マンガ漫画とは漫画もしくは漫画家を題材にした漫画作品を指します。


漫画家を目指す為に参考として読んでいるという方もいるのではないでしょうか。


そしてそのマンガ漫画に登場する立派な漫画家や編集者の言動と自分を比較して自信をなくしてしまう…なんて方もいるかと思います。

リアリティのあるマンガ漫画ですとなおさらですね。


しかし、個人的にはマンガ漫画が「漫画家になる為の参考」にはならないと考えます。


なぜならマンガ漫画は「漫画」であり、「漫画」は読者を楽しませる為の創作物だからです。

漫画のキャラクターのような人が現実世界にはそうそういないのと同じで、立派な漫画家も編集者も特殊だからこそ読者を楽しませる漫画のキャラクターとして登場しているだけで自分と比較したり参考にするのは現実的ではないと考えます。


他の漫画で例えると分かりやすいです。

「野球漫画」に登場する高校球児が信じられない魔球を投げたとして、現実の高校球児が自分にはそんな球投げられないと落ち込む必要があるでしょうか。


同様にマンガ漫画に登場する漫画家たちの作品に対する言動に対して自分が落ち込む必要はないということです。


私はマンガ漫画に共感することもあまりありません。

よくあるマンガ漫画の表現として「ライバルの漫画家に負けたくない!」というようなものがありますが、私としては「漫画の勝ち負けって何…??」という感じです。

漫画のような「作品」でどうやったら勝ちになるのでしょう。

思いつくのは読者アンケートの順位や人気などでしょうか。

しかし、ではそれで下位になった漫画を好きと言ってくれている読者は負けた読者でしょうか?

あり得ません。


現実の漫画家は他の漫画家より読者を見ていると思います。


また、マンガ漫画では優秀な編集者がたくさん出てきますがそれも現実的ではないように思います。


もしあなたが働いているのでしたらその職場を思い出してみて下さい。

その扱っているもの(商品)の専門のプロが集まっているはずの職場、その中の人たちは全て優秀でしょうか。

「なんであんな人が役職に?」と思う人も結構いませんか?(苦笑)


編集者も同じです。所詮会社員ですから。


編集者と対面する時も極端に恐れることはありません。

同じ人間です。

まぁそんな人たちに認められないと雑誌には掲載されないという現実もありますが…。


いずれにせよ、マンガ漫画は作品として楽しんで、自分の漫画は自分の漫画としてしっかり完成を目指していきましょう!


読者を意識する必要はありますが、他者の漫画家を意識する必要はありません。

それが漫画のキャラならなおさらです。


お互い読者を楽しませる為に、漫画制作を頑張りましょう!


それではここまでお付き合いくださりありがとうございました!

失礼致します。

山本電卓

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